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本業から独立する指標

昨今、会社という枠内から飛び出し、個人として独立する方が増えているように思います。ただ、全員が独立してうまくいくほど甘くないのが世の中です。かくいう私も一度失敗しています。うまくいっている方とそうでない方の違いは何でしょうか。私の失敗と成功を切り口に私なりの見解をまとめていきたいと思います。

やりたいことが明確にあり具体的な計画がある

なぜ独立するのか、目的や目標は明確になっているでしょうか。個人事業主になると自由になる反面、特に顧客が安定するまでの間は収入が不安定になるなど精神的にきつい時期が出てきます。ここを乗り切るためには「精神的タフさ」が必要になってきます。この時期には、独立を決心した背景や目的がしっかりしているかどうかがポイントです。
1番良くないのは、行き当たりばったりでの独立・起業です。特に会社での不満が原因になっている場合、その会社に大きな問題がある場合(明らかなブラック企業)を除けば、環境が変わっても同様の問題にぶち当たる可能性もあります。会社設立はもちろん、個人事業主としての活動でも事業計画書を作成しておくことで、どんな仕事をして生活をしていくのか具体的なイメージを持っておくことは必要だと考えています。

会社を活用して実力をつける

その気になれば会社はいくらでも勉強するチャンスがあります。失敗しても、金銭的な負担を強いられることはそうそうありません。ならいっそ、会社員の間に一つでも多くチャレンジして経験を積んでおくことが将来独立した時に生きてきます。色々なプロジェクトに参加させてもらったり、社内の人脈を広げておくことも大変重要です。転職や独立をすると、今までの社内の人脈は、社外の人脈になってしまい、会社員時代に縁もゆかりもなかった人と、新たに人脈にするのはかなり苦労することになります。「苦労は買ってでもしろ」「失敗は成功のもと」など、一つずつ階段を上がるたびに、昔の人の教訓が骨身に沁みる今日この頃です。

資金計画と当面の生活資金の確保

やりたいことをやるために独立したにも関わらず、生活資金の確保のためにバイトもしないといけず本業に集中できないようでは本末転倒です。このような場合は、資金計画に問題があったと言えるでしょう。生活資金は最低でも半年分の確保とある程度の売上見込みは立てておきましょう。また、収入面も楽観的な予測ではなく堅実的な予測にし、その中でも生活ができるように固定費の見直し等は独立までに実施しておくことが望ましいです。

資金調達については先日記事にまとめていますので、興味がある方は是非ご覧ください。

まとめ

これから独立・開業を目指す方に向けて私の失敗の経験を基にメッセージを送らせていただきました。少しでも参考になれば幸いです。

 Let’s Action!
✅やりたいことを第三者でもイメージできるよう明文化しよう!
✅会社員時代に様々なことに挑戦してみよう!「苦労は買ってでもしろ」
✅毎月の収支を黒字になるよう生活費の見直しを!

メッセージ



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上村 勇気|note浪士/週刊note紀行編集長
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