マッチング機会創出!ビジネスセミナーで高まるつながり【前編】
皆さま、こんにちは。
横浜F・マリノスを運営する横浜マリノス株式会社の法人営業部です。
いつもクラブへ熱いご声援をいただきありがとうございます。
10月11日(金)に、2024シーズン横浜F・マリノスのパートナー企業の皆さまを対象にビジネスセミナーを開催しました。第1回を昨年9月。第2回を今年4月に「F・Marinos Sports Park 〜Tricolore Base Kurihama〜」(久里浜練習場)にて開催しました。このときは、
・練習会場のお披露目
・クラブのビジネスサイドのご紹介
・ACL蔚山戦のパブリックビューイング
を「ビジネスセミナー」として実施いたしました。
横浜F・マリノスが主催するビジネスセミナーについて
まずは、今回のイベントの目的について説明をさせていただきます。
10月28日に公開したnote記事「レミントン様がF・マリノスに求めた心に残り安心を伝える内定式」でもご紹介しましたが、法人営業部では各パートナー様に5つの価値の提供を目指しており、課題解決方法として横浜F・マリノスのアセット活用を提案しています。
この「5つ価値」をより知っていただく機会を作り、横浜F・マリノスのアセットを一層ご活用頂くことを目的とし、実際に横浜F・マリノスのアセットを効果的に使われているパートナー企業のご担当者様に、自社の活用事例を発表していただこうと考えたのです。他のパートナー企業の担当者様に伝えることで、企業課題を解決する一助にしていただきたい、という思いから企画しました。また、企業様同士の交流機会を促進することによって、クラブがハブとなりパートナー企業同士のビジネスマッチングにつながる有益な機会としてご活用いただけるとも考えました。
その効果を最大限高めるためにビジネスセミナーは3部構成としました。
【第1部】パートナー企業の事例講演
【第2部】グループディスカッション
【第3部】懇親会
今回はこのイベントを2回に分けてご紹介させていただきます。
おかげさまで、3回目となったビジネスセミナーは、大変参加率が高いです。毎回、興味を引くテーマにすることが大切と考え、今回はホームゲームの「ワンデーイベント」(冠試合)を活用され、効果を高めている3社のパートナー企業のご担当者様に講演を依頼させていただきました。
<主な内容>
・ワンデーイベント開催に至るまでの社内の状況
・実施した主なアクティベーションとその目的
・実施して解決した課題、得られた社内や外部の変化
・横浜F・マリノスに期待すること
パートナー企業様に興味を持っていただける講演内容を想定して依頼。各社様15分の講演、5分の質疑応答にて内容を考えていただきました。さて、24社41名様にご参加いただき、ビジネスセミナーはスタート。
【第1部】 パートナー企業の事例講演
◇株式会社マネーフォワード様
株式会社マネーフォワード様と横浜F・マリノスは、2020年のシーズン中にパートナー契約を締結しました。横浜F‧マリノスの前へ前へと攻める「アタッキング‧フットボール」とマネーフォワード様のミッション「お⾦を前へ。⼈⽣をもっと前へ。」や企業⽂化に通じる部分があると感じていただいたことが契約締結の決め手となりました。
さて、マネーフォワード様が行うワンデーイベントでは、企業文化に則し、かつ発展させるためのスローガンが設定されています。
そのスローガンを元に4つのアクティベーションを実施されました。
取り組み①:サポーターとの共創
取り組み②: 3年かけて揃うトリコロールラバーバンド
取り組み③: SNSキャンペーン
取り組み④:マネーフォワード社員の個人発信
ワンデーイベント以外でもマネーフォワード様は選手が出演するお金の啓蒙コンテンツ「教えて!マネフォ先生」や、マネーフォワードオフィスでの観戦会も実施され、振り返りとしてアンケートも実施されて効果測定もされていらっしゃいます。
そして、最後に下記の一言で締めくくっていただきました。
◇横浜信用金庫様
横浜信用金庫様は、「このまちの未来をともにつくる」という経営理念のもと、Jリーグ元年(1993年)の横浜マリノスだった時代から、現在の横浜F・マリノスに至るまで長きにわたり、スポンサードを継続していただいおります。「マリノス通帳」や「横浜応援定期」のお取り扱い、また2004年からサッカー教室を継続して開催していただいており今年で24回目を迎え、長期的に横浜F・マリノスのアセットをご活用いただいています。また、昨年の2023年に創業100周年を迎えた記念イベントとして「よこしん100周年感謝デー」を開催され、「周年イベント」としてのワンデーイベントの活用についてお話しいだきました。
長きにわたり横浜F・マリノスを支えていただいておりますが、初めての冠試合でした。
横浜信用金庫様としても100周年という節目の機会をどのように盛り上げていくかを検討いただく中で、横浜 F・マリノスの冠試合を選んでいただき、一緒に100周年を盛り上げることができました。
◇株式会社IC様
株式会社IC様は自社のブランディングを目的として横浜F・マリノスに目をつけていただきました。社員の福利厚生の一環として法人シーズンチケットを活用したところ、家族での観戦利用が増えたことで、福利厚生に対する社内での評価が高まったそうです。
また、IC様の社員の皆さんは、ほぼ出向先で業務をされており、集まる機会がほとんどありません。トップの強い意志もあり「働く社員とその家族・パートナーへの感謝を形にする」ことを目的として、ワンデーマッチを活用していただきました。実施に向けて、社内プロジェクトを立ち上げ、20代・30代のメンバーを中心に事前準備・社内告知・当日運営を担当し、推進されました。特に、社内向けのプロモーションでは、1か月前から社内のイントラネットを駆使して告知を行い、観戦チケット受け渡しコーナーを設けるなど工夫を凝らして実施して頂きました。
当日は、4月開催という季節柄、F・マリノスの営業担当者からの熱烈な提案もあり、冠協賛企業様が保有するピッチイベントでの権益を活用し、「新入社員の入社歓迎セレモニー」を行いました。社員と会社の距離を近づけ、モチベーションアップに繋がったという、というお話しもしていただきました。
また、当日の試合観戦会では、社員だけではなく、そのご家族の参加もOKにしたことによって、「職場の上司の顔とは異なる親の姿を見ることができた」など、好反応があったそうです。実施後の社員アンケートでは、回答者の80%以上の満足度が5段階評価のうち4以上の好評価となり、85%以上の社員がイベントに対して参加意思を持っているということも分かりました。
2023年、2024年と2年連続で実施してきたこのワンデーマッチは、2025年も実施に向けて動いています。1年目は手探り、2年目は改善、3年目は更なる社員満足度の向上を目指して、横浜F・マリノスも一緒になって取り組みを推進して参ります。
◇テラスBOX活用例のご紹介
最後に、Jリーグトップパートナーのいちご様と社団法人F・マリノススポーツクラブが共同で、日産スタジアム内のテラスBOXをセンサリールームとして運用している「フレンドリールーム」について、F・マリノススポーツクラブの佐々木より経緯と実施内容をご紹介しました。
サッカーが大好きだけど、体が不自由な方、体調などの問題から気軽にスタンド席で観戦することが出来ない方もいらっしゃいます。そのような方々に、状況に合わせて観戦できる環境を提供することを目的にフレンドリールームを設置しました。確かに、すべてのお客さまの状況に合わせて、観戦できる環境をご用意することは難しいですが、部屋とスタンド席一体型のテラスBOXを利用することで解決しました。
企業様によって社内懇親会として、またはご接待の会場としてもご使用いただいています。テラスBOXはさまざまな利用のし方があり、パートナー企業様のニーズに合わせてご利用いただけることをお伝えしました。
この後【第2部】グループディスカッションが行われました。
その模様は次回11月18日に公開するnoteにてご紹介いたします。
(後編へ続く)
横浜F・マリノスのパートナーシップにご興味をお持ちいただいた方、またご不明な点をお持ちの方は次のサイトからお問い合わせ、ご連絡くださいますようお願い申し上げます。