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レミントン様が横浜F・マリノスに求めた心に残り安心を伝える内定式



ご家族まで届けたい安心感

皆さま、こんにちは。
横浜F・マリノスを運営する横浜マリノス株式会社の法人営業部です。
いつもクラブへ熱いご声援をいただきありがとうございます。

今回は、10月1日に開催された株式会社レミントン様の「内定式」についてリポートします。レミントン様では、これまでも内定式を実施されていました。しかし、「レミントンってこういう会社なんだ!」と、入社前に内定者の方々に会社の雰囲気をより知ってもらうことを目的に、私たちにご相談をいただきました。

7月中旬、株式会社レミントン代表取締役の野間田仁志様から、法人営業部の担当者にご連絡をいただきました。

「2025年度入社の内定者を対象にした内定式の実施を考えていますが、ご相談をさせていただけませんか」

早速、ミーティングを組ませていただきました。今回の目的をお聞きすると、「内定者との距離感」というキーワードが出てきました。10月に予定している内定式から、次年度4月の入社までに半年あります。内定者にとっては、学生生活最後の時間を満喫する期間。会社にとっては受け入れる準備期間になります。この時間に、もっとレミントンのことを知ってもらい、入社に対して心構えや就業のための知識を増やす機会を作れないか。そして、会社に対して安心感を持ってもらうことで、入社までの期間をより充実に過ごしてもらえないか。

“会社のことをより知ってもらい、安心感を持ってもらう”

特に“安心感”は、内定者はもちろんのこと、ご家族やご親族にも伝えたいこととして、課題に挙げられていました。

神奈川県横浜市に本社を置くレミントン様は、健康雑貨・健康器具を取り扱われ通信販売をされている会社です。売上高は52億円(2023年8月期)に上り、1992年の設立以来、「この先も健康でありたい」というお客様の願いを実現するために、最大限のサポートをされ続けています。

しかし、この課題を解決するために議論を重ねていく中で様々な意見が出てきました。

〇内定者のご家族、ご親族までになると、どれほどの方がレミントンを知っているだろうか。
〇内定式に出席した内定者が、式の模様をご家族にお話しするような内容にしたらどうか。
〇そのときに、安心感を伝えられないか。

安心を伝える材料を考慮する中で、野間田様をはじめ社員の皆さまに「横浜F・マリノス」を思い浮かべていただいたことは、法人営業部としても大変うれしいことです。レミントン様は、F・マリノスを20年に渡ってサポートいただいています。今は、トップチームのトレーニングウエアにロゴ掲出やホームゲーム時の看板掲示などにて、F・マリノスのアセットを利用いただいています。

レミントン様には、ゴール裏看板、トップチームトレーニングウエアにご協賛いただいています


弊社法人営業部は、パートナー企業様に下記5つの価値の提供を目指しています。
①    Branding
②    Sales Marketing
③    Inner Marketing
④    Hospitality
⑤    CSR

今回は、F・マリノスとして、③Inner Marketingをはじめ、①Branding、④Hospitalityにてクリアできるのではないかと考えました。ついては、下記のようなご提案をさせていただきました。

〇ホームゲーム前に、記者会見室にて内定式を開催。スタジアムのピッチ看板にて記念撮影後に観戦。
〇会場を久里浜にあるF・マリノスの練習場「F・Marinos Sports Park -Tricolore Base Kurihama」の会議室。グラウンドにて記念撮影。

また、レミントン様からは、ゲストスピーカーとしてF・マリノスの波戸康広アンバサダーの講演を組み込む提案をいただきました。

社員参加により得たインナーマーケティングの効果

ミーティングを重ねるにあたり、平日開催や会場への移動を吟味し、開催日は10月1日(火)。場所は、レミントン様本社のミーティングスペースとなりました。最終的に本社開催になったのは、内定者の方だけを対象とした式ではなく、会社行事として既存の社員の方々も参加するものにしたかったのが理由です。

さて、式の概要が決まりました。レミントン様より講演構成イメージをいただき、波戸アンバサダーが内容を熟成していきます。社会人になる方々に、どんなエピソードをお伝えるのがいいか。レミントン様からいただいたお題の「挑戦」をどう伝えるか。準備を整えて、本番を迎えました。

当日は、野間田社長をはじめ、レミントンの社員の方が約30人参加されました。聞くと、ここまで大きな内定式はこれまでしてこなかったということです。2024年入社の社員の方の司会により、式がスタートしました。

野間田社長のごあいさつと訓示。
レミントンは挑戦できる会社であること。また、挑戦して失敗を責めない会社であること。
失敗をしたとき、共有すれば学びになり、うやむやにすれば負債になることをお話されていました
波戸アンバサダーからは、元日本代表やJクラブで自分や相手と戦ってきた経験を
お話させていただいた上で、たとえ希望する部署、仕事でなくとも、受け入れて挑戦する気持ちを持ってほしいことをつたえさせていただきました

内定者の方々のスピーチは、パーソナル部分と入社後に挑戦を意識された内容でした。声の張り、スピード、ユーモアを交えた話し方。挑戦に対する意識の高さが伝わるもので、とても素晴らしい人材が入社されることに、波戸アンバサダー、担当者ともども、大変うれしくなりました。

約1時間の内定式。最後の記念撮影では、入場時には少し緊張の面持ちだった内定者の方々をはじめ、皆さんが自然と笑みを浮かべフレームに収まっている姿を見て、レミントン様の雰囲気を伝える目的は存分に達成できたのではないかと感じました。

後日、野間田様からうれしいエピソードをいただきました。式に出席された社員の中に、波戸アンバサダーと同世代の方がいらっしゃいました。現役時代のプレーを見ていたその方は、講演を聞いて勇気をもらったとお話されていたそうです。今回、既存の社員の方々の参加をお考えになったねらいが、このような形で結果を提供できたことも、私たちとしては、とてもうれしいことでした。

F・マリノスとして、パートナー企業様の内定式に関わらせていただいたのは、今回ははじめてでした。内定者をはじめ社員の皆さまの心に残る、誰かに伝えたくなる式になっていれば私たちはうれしい限りです。これからもパートナー企業様の課題解決に、横浜F・マリノスの価値をご提供できるよう努めてまいります。




横浜F・マリノスのパートナーシップにご興味をお持ちいただいた方、またご不明な点をお持ちの方は次のサイトからお問い合わせ、ご連絡くださいますようお願い申し上げます。


最後までお読みいただきありがとうございました!