Jリーグチップスの思い出 2005①
岡田体制3年目。この年からJ1は1シーズン制に移行。迎えた磐田との開幕戦は、福西の猫パンチで敗れる。それはともかく、連覇を支えた主力に翳りが見えてきたのは明白だった。久保はほぼ稼働せず、安貞桓はシーズン中に退団。大島秀夫や山瀬功治など新戦力が頑張りを見せたものの、印象に残る試合は少なかった。最終節は、ガラガラの埼スタで大宮とドロー。何とも微妙な気分のまま、9位でシーズンを終えた。
一方、ACLグループステージもホームで中国の山東魯能泰山に敗れ、黒星スタート。アウェイの大一番直前のJ1第11節広島戦では、主力を丸々温存する大ターンオーバーを敢行。熊林のクロスから塩川が決め、広島には1-0で勝利するが、主力で臨んだアウェイ山東魯能泰山戦には敗れ、2年連続のグループステージ敗退となった。このとき、体に横断幕を巻きつけ、服だと言い張って持ち込んだ勇猛果敢なサポもいたと聞く。
この年から、レギュラーカードを含め全カードがコーティングされている。
第1弾
レギュラーカード
049 榎本達也
050 那須大亮
051 ドゥトラ
2001年にラザロニ監督が連れてきた、ブラジル人3人衆の1人。実力のみならず、明るいキャラクターも愛された。連覇に大きく貢献したのになかなかカードにはならず、ようやくカード化。
052 中澤佑二
053 田中隼磨
2001年にユースから大量昇格した1人。レンタル移籍した東京Vでポジションを掴み、ブレイク。復帰した2004年は、右サイドのレギュラーとして連覇に貢献。
054 清水範久
後に長髪を後ろで結うようになるが、この頃は髪が伸びかけ。2004年に坂田と背番号を交換している。
日本代表チームインサートカード
キリンチャレンジカップ2005出場メンバーで構成。
N-06 中澤佑二
N-07 松田直樹
2005 J.League Card SUPPORTERS' PACK VOL.① 追加カード
当たり1枚でもらえたクラブ別カードパック。袋版と同じレギュラーカードに、以下のカードが追加されていた。なお、当たりの景品としては、クラブ別カードパックか全クラブの追加カードセットか、いずれかが選べた。
ER-09 大島秀夫
J2山形から加入。第2節アウェイセレッソ戦でハットトリックをマーク。3点目の超低空ダイビングヘッドは強烈な印象を残した。久保や安貞桓のようなスーパーな選手ではないが、ひたむきで好きな選手だった。
EX-17
表面はチーム全員集合写真、裏面はスローガン。
EX-18 岡田武史
全クラブ監督のカードが発行されたのは初めて。開幕時のJ1全18クラブの監督で構成されたが、発行時点で神戸の松永英機監督は解任済であった。
追記
1994年に、当時磐田の監督だったオフトのカードが発行されている。このときカード化されたのはオフトだけ。元日本代表監督だから?
2004Jリーグアウォーズカード
ネット限定販売のJリーグチップススペシャルボックスにのみ封入された。仕方ないとはいえ、低迷している翌シーズンに付けられても悲しくなる。
JA-02 中澤佑二(MVP)
JA-05 ドゥトラ(ベストイレブン)
JA-06 中澤佑二(ベストイレブン)
JA-09 奥 大介(ベストイレブン)
JA-18 岡田武史(最優秀監督賞)
続く。
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