Jリーグチップスの思い出 1996①
初めて1シーズン制で行われた、1996年のJリーグ。早野監督が続投した王者横浜マリノスは、開幕5連敗を喫して早々に優勝争いから脱落。その後もチーム状態は上向かず、低調なシーズンとなってしまった。
自分はこの年から就職して首都圏に引っ越し、ようやくスタジアムに通えるようになったのに、開幕5連敗で興味を失い、生観戦したのはたった1試合という体たらくであった。
サッカーに関してろくなことがなかったこの年のカードには、通常のカードに加えて選手名が金文字で印刷されたカードも封入された。選手カード全344枚に金文字版が存在したが、封入率が低かったことから、金文字版を含めてすべて収集したコレクターは、少なかったと思われる。また、この年から裏面もカラー印刷になっている。
第1弾
9 鈴木正治
1995年にはシーズン52試合のほとんどに出場し、初優勝の原動力になった。
42 松田直樹
川口能活、遠藤彰弘とともに、アトランタ五輪代表メンバーに選出。
49 川口能活
ブロマイドみたいなアップショット。この年の能活にとってのハイライトは、アトランタ五輪におけるマイアミの奇跡だろうなあ。
52 安永聡太郎
加入した1995年は28試合出場1得点。1996年は11試合出場と、出場機会は大きく減った。
72 井原正巳
第2弾
82 サパタ
96 アコスタ
メンチョの後釜として期待されたが、思うような活躍はできず。この年唯一生観戦した国立でのジェフ戦で、近くにいた女性2人連れから盛大な野次を浴びていた。この年の不調は、彼1人のせいではないが。
120 井原正巳
134 山田隆裕
144 窪田龍二
同期入団の松田とともに、若手DFの有望株だったが、マリノスに3年在籍した後はヴィッセル神戸に移籍し、1年で退団。若くして引退したようだ。
その他
チームカードT-6
マスコットのカード。裏面は1993年〜1995年の成績。一応、これもゴールド版らしいが、黄土色にしか見えん。
続く。