Jリーグチップスの思い出 2002①
何とかJ1に残留した前年の反動か、東京Vの中澤、磐田の奥と清水、俺王ウィルなど、大量補強を敢行した横浜。ネイビーと青で2分割されたユニのデザインは賛否両論だったが、1stステージは優勝争いに絡み、首位で中断期間に入る。
日韓W杯が終了し、1stステージが再開。国立での第9節東京V戦を最後に、中村俊輔はセリエAレッジーナに移籍するが、横浜は首位を快走。ところが、迎えた第14節アウェイ鹿島戦。横浜は先制したものの、鹿島の霧攻撃の前に痛恨の逆転負けを喫し、磐田に首位を明け渡した。1stステージを2位で終えた横浜は、2ndステージこそ優勝を、と誓ったはずだったのだが…。
第1弾
レギュラーカード
041 榎本達也
川口能活がイングランドに移籍し、正GKとなる。2001年のナビスコカップ決勝では、0-0からのPK戦で2本を止め、MVPに輝く。2004年のチャンピオンシップでも、PK戦で2本を止めた。それなのに、なぜかポカの方が印象に残ってしまう選手。
042 波戸康広
この年も当然欠かせない選手だが、波戸といえば退場すると負けないという「波戸退場不敗伝説」に触れないわけにはいかない。1999年にフリューゲルスから加入し、2004年途中で柏に移籍するまで、リーグ戦で5回退場し、5戦全勝をマーク。
043 中澤佑二
加入のニュースを聞いたときは驚いた。この頃は文字通りのボンバーヘッドがトレードマークだった。1stステージ第5節のホームガンバ戦で、GK榎本達也との連携ミスからオウンゴールを献上。名実ともに、トリコロールのDFとなった日だ。
044 上野良治
カードの裏にも書いてあるが、1stステージ第5節のホームガンバ戦で決めたミドルはすごかった。打て!と思ったら本当に打ったんだもの。
045 清水範久
愛称はジロー。ゴールこそ少なかったが、豊富な運動量で中盤を支えた。「清水ー、おー清水ー、清水ーゲットゴール」というチャントは、清水戦に限り、「ジロー、オージロー、ジローゲットゴール」に歌詞が変更された。
キャプテンカード
各クラブキャプテンで構成。
CP-09 松田直樹
キリンカップ2002出場メンバーカード
日韓W杯代表メンバー発表前に行われた、キリンカップサッカー2002出場全メンバーで構成。キラカード仕様。落選した選手も入っています…。
N-04 波戸康広
N-05 松田直樹
N-12 中村俊輔
日韓W杯落選の後、セリエAレッジーナへの移籍を発表。横浜でのラストゲームとなった1stステージ第9節東京V戦では、国立に5万人超の観衆を集め、CKの度にフラッシュが瞬いた。
ザ・パイオニアカード
ネット限定販売のJリーグチップススペシャルボックスにのみ封入されていたカード。1993年〜2001年のJ1出場試合数上位22選手で構成。残念ながら、当時横浜在籍選手は入っていなかったが、OBのカードを載せておく。ちなみに、このときの1位は清水の澤登正朗。
SP-04 井原正巳
SP-08 小村徳男
2001年までは横浜に在籍。カニトップだ!
SP-21 三浦文丈
すっかりFC東京のレジェンドだよね。
おまけ
036、ヴェルディの若手時代の富澤清太郎。散々引き抜いておいてあれだが、J1での対戦を心待ちにしているぞ。
続く。
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