Jリーグチップスの思い出 2001②
サッカー日本代表チームチップス2002の発売を控え、第2弾の販売期間は1カ月程度だったと記憶している。新助っ人3人を加えた2ndステージは、開幕3連勝と上々の滑り出し。これで一安心か…なんてことはなく、最後まで苦しんだ。能活の移籍後、榎本達也の活躍もありナビスコカップを初制覇するが、その後が本当の地獄だった。ホーム最終戦となった第14節ガンバ戦では、盛り塩を開催。
第2弾
レギュラーカード
103 松田直樹
この写真は浦和戦と思われるが、雨中の鹿島戦でVゴール負けした試合後、松田が耳を塞ぎながら下がっていく姿はショッキングだった。自分は風邪引いた。
104 中村俊輔
J1残留争いというシチュエーションは、天才レフティにとっても不本意だったはずだが、彼抜きでJ1残留はなかっただろう。
105 ブリット
ラザロニ監督が連れてきた、ブラジル人3人衆の1人。2ndステージだけで8点を挙げ、J1残留に大きく貢献。3人中唯一、2001年限りで契約満了となったが、今でも感謝している。
106 城 彰二
スペインから復帰後はなかなかゴールが奪えなかったこともあり、2001年は戦犯扱いされ、それはそれは酷い言われようであった。
107 田原 豊
超高校級の練習嫌い。高校の先輩に当たる城が苦言を呈すほど。1stステージ第6節広島戦で、横浜は田原の決勝点によりリーグ初勝利を挙げたが、これが横浜での唯一の得点だった。その後、京都を経て、湘南では11年ぶりのJ1昇格に貢献したのだから、わからないものである。
キリンカップ出場メンバーカード
2001年キリンカップ出場全メンバーで構成。キラカード仕様。
N-18 川口能活
このカードでは所属がポーツマスになっている。
N-21 波戸康広
N-22 松田直樹
日本代表スペシャルカードセット
当たり4枚でもらえた。2000.7月〜2001.6月のポジション別出場時間上位の11人で構成。エンボス加工された凝ったカード。
SP-01 川口能活
SP-03 松田直樹
SP-06 中村俊輔
2ndステージ最終節でようやくJ1残留を決めた横浜。オフィシャルサイトには、この悔しさを天皇杯にぶつけるという、当時の左伴社長のメッセージが掲載された。迎えた初戦の3回戦京都戦で、横浜はあっさりと敗退。失意のシーズンらしい締めくくりであった。
2002年に続く。