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選木にまつわる雑感

森づくりのための選木技術(伐る木と残す木を選ぶ技術)は一生かけても終わりのない道。フォレスターは先発でもクローザーでもない、永遠の中継ぎ投手。

だから、技術を身につけることではなく、技術を高めていく方法の習得が、学校での職業訓練の目標。

昔、「地図に残る仕事」というキャッチコピーがあったけれど、こちらは地図に残らないような仕事ができたら本望、という世界。

木の一本一本に表札はないけれど、選木の意図を後の世代が何かしら感じてくれたら、それが我々が生きた証になるのでしょう。

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