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≪10/12-18開催!ヨコハマ・フットボール映画祭2024≫トークでサッカーの魅力を堪能する!トーキングスタジアムの楽しみ方|前編

国内外のフットボールカルチャーを発信しているヨコハマ・フットボール映画祭では、充実のトークイベントもラインナップ。毎回多くのお客様に楽しんでいただいています。

みなさん、こんにちは。
ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第93回は、ヨコハマ・フットボール映画祭2024のトーキングスタジアムをご紹介します!イベントディレクターの加藤麟太郎さんに、各トークイベントの企画のきっかけや注目ポイントをお聞きしました。

イベントディレクターの加藤麟太郎さん:YFFF2023イベントの準備中

「トーキングスタジアム」って?

ーーまずは基本的な質問になりますが、「トーキングスタジアム」とはどういったものなのでしょうか?

加藤 映画祭の始まりの土日の会場であるかなっくホールには、ギャラリースペースがあり、フットボールカルチャー展示した「フットボールエキスポ」やトークショーなどのイベントを開催してきました。

このトークイベントに関して、これまで「サブ会場イベント」「ギャラリーイベント」と呼んでいて、このイベント自体の魅力が発信できるようなネーミングになっていませんでした。

そこで、単体でも楽しめるようなコンテンツに育てていきたいと思ってネーミングしました。

ーー今回もリアルと配信のハイブリッド開催もありますね!

加藤 遠方にお住まいの方にもYFFFを楽しんでもらいたいという思いがあり、昨年からトークイベントの配信も実施しています。ライブ配信だけではなく、1ヶ月後まで見逃し配信も行なっているので、会場で参加して、もう一度配信で振り返るという楽しみ方もできます。

昨年が初めての実施になりましたが、優秀なスタッフのおかげで多くの方に配信でも楽しんでいただくことができたと思っているので、会場に足を運べない方にも配信を通してYFFFに参加してもらいたいですね。

ーー今回のラインナップを通してのテーマのようなものはありますか?

加藤 具体的に大きなテーマというのはないですが、今回は新しいチャレンジをしていこうということを意識しました。継続をするものも新しくすることを意識しています。情報のシャワーを浴びて、誰かに話したくなる情報を持ち帰ってもらえたら嬉しいです。

アウェイ遠征を楽しみ尽くす「クレイジー”フットボール”ジャーニー」

MC カカロニ すがや
ゲスト エストレヤ、FJまりこ、長束恭行

🎫おかずが溢れているアウェイ遠征
✈エクストリーム出社の魔術師
☠東欧“最凶”のウルトラ
⚽あり得ないヘディングで世界を沸かせた男

YFFFが選んだ最強の旅の達人たちが集結!
驚きの超レア体験や、今だから話せるしくじりを特別に披露。

フットボールジャーニーの究極奥義が伝授される。

💻配信あり

ヨコハマ・フットボール映画祭公式WEBサイト

ーー「クレイジー”フットボール”ジャーニー」というイベント名がキャッチーですが、企画のきっかけというか、どういう発想から生まれたのでしょうか?

加藤 サッカーファンにとって、普段とは違うスタジアムでの観戦は、サッカーライフの醍醐味の一つです。今回、そのサッカー旅の達人の方々に集まっていただいて、常人離れした体験、エピソードを語っていただこうという主旨です。

ーーサポーターの活動に注目したわけですね。概要の「おかずが溢れている」というのが気になるのですが、スタグル(スタジオグルメ)のお話なのでしょうか?

加藤 サッカーの試合を見に行ったついでに軽く観光をする、というのは多くのサッカーファンの行動パターンです。サッカーの試合がメインの主食で、おかず的に観光を楽しむような。

でも、今回のゲストのエストレヤさんの場合は、その前後が3~4日になるのが当たり前で、かつ相当マニアックな場所に足を運んでいるんですよね。

ーーなるほど。おかずは比喩なのですね。エストレヤさんのお話が出たので、ゲストについてお聞きしたいです。今回はどのように選ばれたのでしょうか?

加藤 多様なジャンルのフットボールジャーニーを経験してる方々にご協力いただきたいと思いました。エストレヤさんの場合は国内、FJまりこさんは推しチームはないけど日本代表を応援しに海外に遠征されています。クロアチア在住経験のある長束恭行さんは、YFFF2020で上映した『ZG80 -だからアウェイはやめられない-』にも出てくるディナモ・ザグレブのウルトラス BBB(Bad Blue Boys)のメンバーたちと遠征をしたという経験されています。

カカロニ すがやさんは昨年『バック・トゥ・マラカナン』のトークにもご登壇いただきましたが、ワールドカップを見に行くのがお好きで、3大会を現地で観戦しています。2018年のロシア大会では、観客席に飛んできたボールをヘディングした瞬間をテレビ中継に抜かれて注目されました。

ーー本当に多様ですね!おもしろいお話がたくさん飛び出しそうです。ゲストのみなさんの普段の活動もご紹介いただけますか?

加藤 カカロニ すがやさんは「カカロニ」というコンビでお笑い芸人として活動されていますが、マンチェスター・シティのジャパンツアーのレポーターを務めるなどサッカー関連でも活躍されています。

エストレヤさんは柏レイソルのサポーターで、アウェイのサポーター向けに配布している「柏でよりみち アディショナルタイムズ」というフリーペーパーの編集をされています。

FJまりこさんは、会社員をしながら、国内外を飛び回って年間約100試合を観戦されています。男子ワールドカップは5回、女子サッカー、JFLや地域リーグまで幅広く楽しまれています。

長束恭行さんはクロアチア専門のサッカージャーナリストで通訳や、日本メディア向けのコーディネーターなどもされています。現在は日本でフットボリスタなどに寄稿されていて、著書にもえるバトレニ〜モドリッチと仲間たちの夢のカタール大冒険譚ルカ・モドリッチ自伝 マイゲームの翻訳などがあります。

ーーゲストのみなさんのプロフィールだけでも濃厚ですが、トークの注目ポイントをお聞かせください!

加藤 タイトルに「クレイジー」とあるように、しくじりも含めたクレイジーな旅の話題が出てくるはずです。それを教訓や参考にしたりしながら、みなさんもフットボールジャーニーをしたくなるようなお話が聞けると思います。

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外国人は日本のサッカーをどう見てる?「J-Talk LIVE: Bringing J to the World」

The J-Talk All-Stars

The world’s longest-running English-language Japanese football podcast makes its live debut, with hosts and guests discussing their passion for the 'beautiful game' in Japan.

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ーー通訳なしですべて英語でのトークということですが、どういう経緯で企画されたのでしょうか?

加藤 J-Talk podcastというのは、2012年に始まった英語で日本のサッカー情報を伝えるポッドキャストの番組です。そのメンバーのひとりダン・オロウィッツさんは元ジャパンタイムズの記者で、映画祭に取材に来てくださったりしていました。そのご縁で、リアルのイベントをやってみたいとダンさんから相談がありました。

ーーどのような方に向けた内容になるでしょうか?

加藤 日本在住の英語圏の方も様々なスタジアムに足を運ばれています。J-Talk podcastのリスナーのみなさんに、リアルなコミュニケーションの場にしてもらいたいと思っています。登壇者とのコミュニケーションはもちろん、お客さん同士のつながりができたらいいですよね。

今回、通訳は入らないのですが、英語話者以外は来てはいけないという縛りはないので、外国人が日本のサッカーをどう見ているのか、他の国に向けて日本のサッカーがどう発信されているのか気になっている方にも来ていただいて、コミュニケーションが生まれたら嬉しいです。

また関東圏外に在住の方も登壇する予定なので、自身が愛するJリーグクラブに対するパッションや、日本サッカーがどう外国人を魅了しているのかという話も聞けると思います。

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審判のイメージが変わる!?「家本政明のレフトーーク!2」

MC 家本政明(元国際審判)
ゲスト 相樂亨(元国際審判)

昨年大好評だったレフェリーにフォーカスしたトークイベントがパワーアップ!今回はW杯3大会で副審を務めた相樂亨さんをゲストに迎え、MCの家本政明さんとトークを繰り広げます。
Jリーグや世界の舞台で活躍された2人のぶっちゃけトークに、皆さんが気になる審判のあんなことや、こんなことも聞ける濃厚な90分をお楽しみください!

交流オプション✨家本政明さんと3分ほどの交流ができます。その間、記念撮影ができます。

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ーー家本政明さんの「レフトーーク!」は前回に引き続きになりますね?

加藤 前回から、審判に関する情報を発信する企画をトークでも映画でもやっていこうという方針になりました。審判に対する理解がまだまだ低いし、知る機会が少ないので、知ってもらう場をYFFFで作っていきたいと考えています。

そこで、これまで出演いただいたトークイベントが毎回好評だった家本さんに、企画から携わっていただいて「レフトーーク!」が誕生しました。

ーー審判のお話を聞ける機会自体が貴重だと思いますが、どういう方に来ていただきたいですか?

加藤 自身で審判として活動されている方や、普段の観戦の中で審判の一挙手一投足まで注目されている方はもちろんですが、審判に対して少しでも気になることがある方にも参加してもらいたいですね。試合を観ていてもやっとしていた部分がクリアになって、審判に対する見方が変わると思います。

ーー注目ポイントをお聞かせください。

加藤 ワールドカップ3大会で副審を経験されている相樂亨さんのお話を聞ける機会はあまりないと思います。しかも、今回は家本さんが司会です。家本さんが主審として笛を吹き、相樂さんが副審としてサポートということもしてるはずで、審判同士の話、しかも主審と副審の話が聞けるというのは本当に貴重な機会になると思います。会場からの質問をおふたりも楽しみにされているので、ぜひどんどん質問もしていただきたいですね。

あと、交流オプション付きのチケットでは、家本さんのみになりますが、サインをもらったり2ショット写真が撮れたり、1対1でお話ができます。前回は親子3人で参加された方もいらっしゃいました。

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「ヨコハマ・フットボール映画祭 2024」は10/12(土)-13(日)にかなっくホール(東神奈川)、10/14(月・祝)-18(金) シネマ・ジャック&ベティ(連日19:30-追っかけ上映!)にて開催します。

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