唐突ですがサッカー映画配信サービス【YFFFオンラインシアター】オープンしました！！！

ヨコハマ・フットボール映画祭は、2011年の立ち上げ以来、毎年100本近く制作される国内外のサッカー映画から日本のサッカーファン、映画ファンと楽しみたい作品をセレクト上映してきました。
2013年からは全国のサッカーファン、サポーター、映画館と連動したフットボール映画祭ジャパンツアーを展開し、多くの方にサッカー映画を楽しむ機会を提供してきました。
そして、映画祭立ち上げ11年目となる本年、より日常的にサッカー映画を楽しんでいただくために、動画配信サイトvimeoにて「YFFFオンラインシアター」をスタートしました。

今回配信するのはYFFFアワード2020グランプリを受賞した『ヴァトレニ-クロアチアの炎-』や、世界一有名なサッカーアンセム誕生の秘密を探る『You’ll never walk alone』など10作品で、その多くは本サービス以外にでは視聴の機会がない貴重なラインナップです。
なお、松本山雅FCとAC長野パルセイロのライバル関係のルーツに迫ったドキュメンタリー映画『クラシコ』と、高校サッカー部のキャプテンとマネージャーの人間ドラマを描いた『ガンバレとかうるせぇ』については、英語字幕バージョンも配信することで、日本のサッカー文化の世界に向けての発信を狙います。

視聴方法はこちら

埋め込み動画の再生ボタンをクリックすると予告編をご覧いただけます。
本編をご覧になる場合は右上の「￥600でレンタル」をクリックして、動画配信サービスvimeoに会員登録のうえ、クレジットカードあるいはペイパルにて料金をお支払いください。
レンタル期間内なら、PC、スマートフォン、タブレットPC、ストーリーミング端末（FireTV Stickなど）で作品をご視聴いただけます。

感想は #いつでもフットボール映画祭 をつけて

YFFFでは今後も配信作品を追加していきたいと思っていますが、より多く方にサービスを利用いただくことがカギになります。
そのために、ぜひ作品鑑賞の感想などをＳＮＳで発信して口コミの拡散にご協力ください。その際は  #いつでもフットボール映画祭 というハッシュタグをつけてもらえると盛り上がると思います。

熱すぎるライバル関係『クラシコ』『ZG80 -だからアウェイはやめられない-』

信州ダービーの熱源を探る『クラシコ』
YFFFアワード2011 最優秀サポーター賞
サッカーに留まらぬ、歴史的な対立構造を持つレアル・マドリードとFCバルセロナの対戦は「エル・クラシコ」と呼ばれているが、日本にもその名に相応しいライバル関係が存在する。
AC長野パルセイロと松本山雅FCの信州ダービーだ。
その歴史的背景と、サポーターたちの熱き闘いの日々を、一年間にわたって記録したドキュメンタリーである。

『クラシコ』　2010年/日本/1時間３7分
監督：樋本淳　　
出演：安めぐみ（ナレーション）、AC長野パルセイロ、松本山雅FC
英題：Clasico on the Edge　©クラシコ製作委員会2010

悪名髙いサポーター軍団のアウェイ遠征『ZG80 -だからアウェイはやめられない-』 
🏆YFFFアワード2020 審査員特別賞
分裂前夜のユーゴスラビア。フィチョはディナモ・ザグレブのコアサポ軍団BBBとベオグラードへのアウェイ遠征に。
待ち受けるレッドスターサポーターの包囲網を突破して、フィチョとBBBは無事にザグレブに帰還できるのか？
まだまだ”無邪気”な時代のオイタが盛りだくさんのアクションコメディ。

『ZG80 -だからアウェイはやめられない-』2016年/クロアチア/1時間30分
監督：イゴール・セレギ　
出演：レネ・ビトラヤツ、マティヤ・カチャン、マルコ・ヤンケティッチ
原題：ZG80

勝利に掛ける青春の日々『ガンバレとかうるせぇ』『ガルーダ19』

映画界注目の若い才能の原点『ガンバレとかうるせぇ』
🏆YFFFアワード2014 最優秀作品賞
夏の大会をふがいない成績で終えた山王高校サッカー部。キャプテンとマネージャーは選手権予選に向けて決意を新たにするが、チームには冷めた空気が流れる。自分に言い聞かせるかのようにチームを鼓舞しようとする二人だが・・・。
若さゆえに上手くいかないもどかしさ、悔しさを正面から描いた意欲作。
ぴあフィルムフェスティバルにて映画ファン賞(ぴあ映画生活賞)＆観客賞受賞。

『ガンバレとかうるせぇ』　2014年/日本/1時間10分
監督：佐藤快磨 『泣く子はいねぇが』　　
出演：堀春菜 『空(カラ)の味』『大観覧車』、細川岳 『佐々木、イン、マイマイン』
英題：Don't say that word

若きインドネシア代表がアジアの頂点を目指す『ガルーダ19』
インドネシア各地から集められたインドネシア・ユース代表”ガルーダ19”。
恵まれているとは言えない環境での厳しいトレーニングが実り、アセアンユース大会で優勝を飾る。
次なる目標はアジアカップでの韓国戦。激しい戦いの幕が切って降ろされた！

『ガルーダ19』2014年/インドネシア/1時間47分
監督：アンディバティアール・ユスフ　
英題：Garuda19　

サッカーと祖国『ヴァトレニ-クロアチアの炎-』『TESE』

『ヴァトレニ -クロアチアの炎-』
🏆YFFFアワード2020 グランプリ
サッカーは人々を結びつけるが、時に社会を分断することもある。
ユーゴスラビア連邦からの離脱の引き金となったマクシミールスタジアムでの暴動、泥沼の独立戦争、そして初のワールドカップでの国民の期待と歓喜。。。
激動の日々を過ごしたクロアチア代表の監督、選手たちが重い口を開いた。

『ヴァトレニ -クロアチアの炎-』2018年/メキシコ、クロアチア/1時間27分
監督：エドソン・ラミレス　
出演：ブラジェヴィッチ、ビリッチ、シュティマッツ、ヤルニ、プロシネチュキ
原題：Vatreni
© 2018 GEISER MEDIA ALL RIGHT RESERVED

北朝鮮代表FWに1000日間密着したドキュメンタリー『TESE』
🏆YFFFアワード2012 最優秀選手賞
「韓国、北朝鮮、日本。故郷はいっぱいあるけど自分にはホームがない・・・」
多くのファンが代表にと願った大型ＦＷが選んだのは日本でも韓国でもなく北朝鮮だった。複雑な運命を背負いゴールを目指すテセを3年半にわたって密着したドキュメンタリー。貴重な北朝鮮代表チームの密着映像も必見。

『TESE』　2011年/日本/1時間25分
監督：姜成明　
出演：鄭大世、安英学、中村憲剛、三浦知良、李忠成、パク・チソン
英題：TESE　　©2011「TESE」製作委員会

そのスタジアムは誰のもの？『ワーカーズカップ』『スタディオン』

スタジアム建設現場の悲惨な現状『ワーカーズカップ』
2022年カタールW杯のスタジアム建設現場には160万人にも及ぶ外国人労働者が集まっている。ある者は家族を養うため、ある者はプロサッカー選手になれると騙されて。
プレハブ小屋の生活環境は劣悪そのもの。会社にパスポートを預けているため逃げ出すことも許されない。
不満解消のため、労働者チームによる会社対抗トーナメント”Workers Cup”が企画される。何の娯楽もなかった移民たちの生活に笑顔が溢れ始める。国籍や人種の異なるチームで勝利を目指す彼らは果たして優勝を掴みとることが出来るのか…？
サンダンス映画祭 ドキュメンタリー部門出品作品。

『ワーカーズカップ』2017年/イギリス/１時間２２分
監督：アダム・ソベル　
原題：The Workers Cup
© The Workers Cup LLC, 2017

廃墟同然のスタジアムをリフォームしよう！『スタディオン』
🏆YFFFアワード2020 ベストサポーター賞
長年地元のサポーターに親しまれてきたザ・ルジャンカミ・スタジアム。
しかし、ホームクラブが別のスタジアムに引っ越した後はスタンドに木が生えるほどの荒れ放題に。
レジェンド選手の引退試合で、かつての賑わいを再現させたいとサポーターが集まって修復工事をスタートさせた。

『スタディオン』 2018年/チェコ/1時間20分
監督：トマーシュ・ハラバセック　出演：マレク・フィシェル、FCズブロヨフカ・ブルノのサポーター
原題：Stadion

サッカーカルチャーの旅『You'll never walk alone』『セルティック・ソウル』

あのアンセムのルーツを探る『You'll never walk alone』
第2次世界大戦前、ハンガリーで上演された一編のオペラ。それが、海を越え、時代を経て世界一有名なサッカーソングへと昇華する歴史を追いかけたドキュメンタリー。人々は、この曲にどんな想いを託し、そして何を受け取ってきたのか？
サポーターとチームを繋ぐ強力なパワーについての物語。

『You'll never walk alone』 2018年/ドイツ/1時間39分
監督：アンドレ・シェーファー 出演：ユルゲン・クロップ
原題：You'll never walk alone　　© FLORIANFILM 2017

カナダからグラスコーを目指す二人旅『セルティックソウル』
中村俊輔の活躍も記憶に新しいセルティックFC。このクラブは世界中に多くのサポーターを抱えていることでも有名でアイルランド系カナダ人俳優ジェイ・バルチェル
もその一人。ファン仲間のキャラハンとふたり、祖先のケルト文化に触れつつ、憧れのセルティックバークを目指す。

『セルティックソウル』2016年/カナダ/1時間26分
監督：マイケル・マクナマラ　
出演：ジェイ・バルチェル、エオイン・キャラハン
原題：Celtic Soul　　© 2016 Celtic Soul, Markham Street Films 

なお、このサービスは文化庁文化芸術活動の継続支援事業と神奈川県文化芸術活動再開加速化事業補助金の支援のもと実施しています。ご支援感謝いたします。

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