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日本外国特派員協会 IT委員会でイベント開催

FCCJ 2023/12/01 イベントの会場づくり

現在、私は外国人記者クラブと呼ばれる日本外国特派員協会のIT委員会の委員長を任されております。

話を戻すとコロナ前、ちょうど2018年11月に向けて、有楽町駅前の電気ビルから今ある二重橋ビルへ引っ越すタイミングで色々とIT委員会を手伝うようになりました。

2018年9月の引越し前の内部のお披露目

スタジオを作成するからということで、私が当時からお付き合いある銀一さんとシステム5さんに相談をしました。
ちょうど6年前ですね。

引っ越しが終わり、コロナ時代に入って、色々とあり、2019年末ころに委員会の委員長をバトンタッチすることになりました。
そこで抜けようと思っていたのですが、新しい委員長も記者クラブのメンバーになったばかりでして、色々と教えることがあり、少し残りました。
その時、私は別の委員会の共同委員長も兼ねており、手が一杯でもありました。
実施、引き継いだタイミングがよく覚えていない状態なのは、相手が名古屋の大学の教授だったので、そのまま都内にいる私のほうが動きやすく、そのままの状態でした。


2022年4月に第1回目のイベントを開催しました。

その引き継いだ委員長が、大学で教えるコマ数が今年に入ってから増えることになり1月末で退会されてしまいました。
その数年間、私と彼とあと1〜2名参加してましたが、諸事情により日本を離れることになったり、会社が日本撤退したりで退会されてしまいました。
仕方なく、宙ぶらりんになるのもよくないので、再度、内部事情に一番詳しい私が引き継ぎました。

non-web related tech とは書いてあっても実際 Webサーバも見ているんですw

実は、昨年12月1日に、大きなイベント、78周年記念と称してポストコロナ初の大きなイベントを開催しました。
その費用は私が出した寄付金でまかないまして、入場料は徴収しましたが、それはイベントを盛り上げるための資金として活用。
余ったものを「Yuusuke Wada IT DX FUND」という名にして記者クラブのDX化を図るために使おうことに今の会長、Dave McCombs氏が発表してくれました。

インスタ映えするために、私が自作して皆さん、写真を取るのに使われてました

さて、本題(ここまで来るのに長いな〜)

この度、FCCJで第2回IT委員会のイベントを開催することにしました。
私が引き継いだあと、NFTの専門ジャーナリストが記者クラブに参加してくださって、IT委員会に所属してくれました。
過去に、別の委員会で、色々と人を集めようとやっていた中、なかなか記者クラブが動かなかったので、この際、「やってやるぜ!」って思い、活動を4月からやることにしました。
これに関しては苦い思いを幾度もしました。

2022年4月15日開催されたIT委員会のイベントは食事付き

FCCJは基本的にプレスクラブですが、プレス発表はしますがPR会社ではないのでプレスリリースはしません。
ゆえに、収入というのは会費と売上、寄付金でしか賄うことができません。
とくに、現在の「公益社団法人」になり社団法人法が10年くらい前に変わったので、飲食からの主な収入源は認められなくなり外部に委託し、そこで微々たるマージンをシェアするようになりました。
余談が長いな・・・

やっと本題ヾ(゚Д゚ )ォィォィ

今回、このイベントを立ち上げました。

WEB3 & AI

先週、京都で似たイベントがあり、大盛況でした。
そこの登壇者も参加しているのと、今回は与党自民党のデジタル社会推進本部WEB3 PT事務局長である衆議院議員の川崎ひでと氏まで登壇してくださいます。

このイベントを本腰に動き出したのが6月の頭です。
打診していた人たちが会社や役所でOKが取れなかった(時間が必要)ことやら、アメリカ本土まで許可を申請しないといけない人たちもいてバタバタしました。

さて、先週の金曜日に記者クラブへ訪れてどれくらいの参加者がいるのか確認しにいきました。
かなり集まっているだろうなと。
私も、今月になってバナーが出来て、更にFCCJの公式ホームページ(上記のリンク)ができて、関係者に声を掛けてました。

問題その1、外部からの申し込みができない。

そもそもFCCJは会員制クラブであり、外部からの参加者をあまり想定していません。
リンクを踏むと記者クラブの会員サイトになります。

実は、この問題6年以上も前から私はナンとかしてくれとお願いをしていました。
ここの問題は会員データベースとそうでない人たちの決済をどうするかという課題でした。それがクリア出来ず、今までのままになっていました。


問題その2、外部決済ができない

今、2024年ではQRコード決済、その他の交通系など、クレカ決済ができて当たり前です。
我が社でもやっています。
記者クラブはそれが出来ないのです。

6年前に移転するとき、当時の支配人と一緒にIT委員会として協議しておりまして、プリペイドカードやこのような決済方法(例えばSquare端末を使ったり)して支払いができるようにしようよって。
それがDX化の始まりなんですが、アナログ思考の記者クラブなので、20年遅れのままの状態。

今回はIT委員会のイベントです。
コロナ時代はもう終わりました(今でも罹患者は増えていますけど)。
2年前と変わったのが、このDX化で、人々は現金をより持ち歩かなくなったのと、自宅からネットで登録したり発注したりすることがコロナ禍で進んだことをFCCJは理解していなかったのです。

私ともう一人参加してくれたWEB3/NFTスペシャリストのジャーナリストさんが、このような決済システムを使いたいと現在の支配人と経理にずっとお願いをしていましたが、どうしても聞き入れてくれなかったのです。

12日に色々なことがあり、確認したら、一気にシティハンターの香ちゃんが持つ100トンハンマーで叩かれた感じがしました。

DALL-E3につくらせました

60名を想定していたのに参加者数が5名・・・
もう泣きたくなりましたけど、そうは言ってられない。
泣いている暇があるなら、解決策を考えるのが委員長の役割です。
色々と手配したり、手を打つことにしました。
20時半の時点で7名まで上がりました・・・(゚Д゚)ハァ?


敗因が外部決済ができないから人が集まらない

ほら、イワンコッチャナイ。
記者クラブの報道委員会経由の普通の会見なら万が一のときを考えて「人が集まりませんのでキャンセルしてください」っていう文言を入れています。
我々はそんなことをしません。
すでに大勢に拡散してもらっている(はず)で、そんな失礼なことはできません。

あらゆるコネを使って、メールで案内、FB Messengerで案内、LinkedInで案内、やりました。
前回もなかなか人が集まらず、私が6名招待しました。
あのとき、食事代もあって、かなりの負担でした。
今回も、前回の人たちに声を掛けました。
会社で予算申請に時間がないので、参加したいけど有料のはなかなか行けなくなったという返事の人も。

だが、根本的にPEATIXとか外部の申し込みサイトやその機能がFCCJに存在しないからがダメなんです。
支配人は月額費や手数料が発生するから嫌がっているわけです。
クラブメンバーはそのままでいいじゃない。
このクラブは高齢者(平均年齢がかなり高いんです)の集まりで、ITやQRコード決済とか利用しない人たちばかりなんです。
だが、一般は自宅から ю┐ ̄ε ̄) ポチットナ としたいわけです。

それなら、私が全責任を取るから作ろうということで動きました。

ここのLuMaというサイトを使い、もう一人に作ってもらいました。
ここは、その人の会社で利用していて、イベントを立ち上げているところです。
月額費はないけど、手数料が5%くらい引かれてきます。
だが、PEATIXと違って1枚のチケット発行で「チケット代」というのは取られないので、単なる費用x5%が引かれて振り込まれるということになります。

記者クラブが手数料のことを云々いうなら、私が手数料分出してやるよ!って。

最後は更に私がイベントのスポンサーをやって10名だろうが20名だろうが支払ってやるわ!って。
実はすでに今回、8名の私の友人の中で6名は私が招待しています。
最近、会っていない友人もいるからいいタイミングかなってのも。

更に、昨日のお昼すぎに別の外国人の女性記者から「登壇者に女性がいない。ナンとかならないかな?この人を紹介するから入れてくれない?」
紹介されたのは東大の助教授でこの手の内容に詳しい女性の先生。

ポリコレ案件に近いかな、でもいいんです

「パネリストでなくても、モデレーター(司会者)としていい?」って打診がありました。
すでに司会者は会長にお願いをしていまして、更に二人も司会者は必要ない。
相手との確認も取っていないし、今さら、他の登壇者へ説明するのも失礼極まりない。
先生と話し合いを今からするにも対応できないし、もうこっちのマンパワーがないわ。
その人に夜中にFBで事情をすべて説明したら納得してくれた。

本当は経産省にいる女性次官がいて、その人と交渉していたんだわ。
そして、こっちのメンバー(記者)が女性なので。

パネリストが増えるとカオスになる

更に、メールで配布しているお願い事項や資料をGoogle Documentのリンクで差し上げている。
実際、これは問題ないのです。
本来ならそのほうがいいのは、後ほど制作者側で修正を加えるたびに皆さんへ配布資料を送り直す必要がないから便利なわけです。
MS OFFICE365でもSharepointを使えばできます。
私はよくそれで配布しています。
ホントはNotionみたいなので配布して案件を追加していくのがいいのかなって。PTAとか委員会の資料はそうやって無料枠で使えばいいわけです。


しかし、ここにも落とし穴があったのです。

メールを見ない人が大半・・・_| ̄|◯ 
確かに、今はチャット通信の時代でメールは見なくなりました。
中にはXのほうがいいという方々も多いです。
それは国内外問わずジャーナリストはとくに。
仲が良い海外ジャーナリストさんもそれで、FBでもつながっていたのを忘れて、Xで連絡を取っています。
Xの問題はファイルが転送できないのと画像も1枚ずつしか送れないのでスクショを分けて送ったり。

私はSlackをベータ時代から使っています。
実際、アカウントをちょっと利用している程度ですけど古い人です。
正直なところ、嫌いです。今の「ハドル」は蛇足で画質も音質も最悪。
MS Teamsも嫌いです。
そもそもチャットが嫌いなんです。
データの検索が難しいのと下手したら古いデータは消えたり、期限付きだったりするから。
もちろん、便利ですよ。否定しません。
私も、LINEでOKとかすぐチャットで返します。
ただ、信頼がないことが多くて、この前は2週間近くもLINEの会話が止まっていました。

しかも、パネリストさんが多くなると連絡を取るのが大変で、しかもこれって全部ボランティアなんです。
そして、今回は別途スポンサー枠を作りましたて私の会社でイベントのスポンサーをしようと。

費用はFCCJには直接払わず、参加者の費用を持つことにしました。
それが一番いいのかなって。

有限会社ワイ・イー・ワイがスポンサーします

有限会社ワイ・イー・ワイがメインスポンサー

問題その3、ライブ配信ができない

そうなんです、著名人とかのイベントを控えています。
報道委員会しかライブ配信をしないという意味不明なことを言っているのです。
支配人の許可が出ればいいとのことですが、それも報道委員会との兼ね合いだろうと思ったりして。
さて、次回に予定しているイベントが10月10日で、トンデモナイ人を引っ張ってきました。
それも、今回、裏で動いてくださった、日本のITジャーナリストの林ノビさんがいたからです。
今回のパネリストの一人です。
10月10日にもノビさんはパネリストとして壇上いたします。

ライブ配信ができないとなると、非常に不便なんですよね。
Zoom配信は可能なのは、クローズドの世界だから。
だが、Zoomの場合、Webinarでないので、人の顔が見えてしまうので、よろしくないわけです。
きっとこれで問題が過去にあったのかなと思っています。
だからこそ、YouTubeのみへの配信をしているのかと。

どの道、生配信ができるように改革しようと思っています。

まだまだやることがたくさんあって、引き継ぎに苦労しています、
あと、委員会へ参加したいメンバーも記者クラブ内で募集しているのですが、なかなか参加してくれる人がいないんですよ。

まだ1日、残っているからラストスパートだな。
金曜日はお昼すぎにFCCJに向かう予定。