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フランス人彼氏との同棲生活~破局までの道~


こんにちは。
らしさナビゲーターの難波響子です。

フランス人彼氏との破局までに道、
続きです。


クリスと子供たちとの
面会は最初、月2回と決まっていました。

さらに子供たちと会う場所も、
電車で1時間半位かかる元妻の
家の近く、と指定されていましたが

クリスの地道な交渉により、
少しずつ、少しずつ、
子どもたちが私たちの家に
来ることが増えていきました。

子供たちとの関係性

子供たち(小学生の女の子と男の子)
と私との関係は、かなり良好でした。

私はお母さん的な役割を
演じる気持ちはサラサラなかったし、
クリスもそれは全く望まない、
と言ってくれていたので、

親戚の色々相談できるお姉さん
(おばさんではなくw)的な存在に
なれればまぁいいかな、
と思って気楽に接していました。

それが功を功を奏したのか、
特に上のお姉ちゃんは、
私に学校でのいろいろなことを
話してくれたり、
相談してくれるようになりました。

元妻にスケジュールを握られる

しかしそうこうするうちに
子どもたちが私たちの家に
遊びに来たがるようになり、

また、恐らく元妻も
「子どもを預けても安心」と思ったのか、
お泊りあり、の滞在が増えるようになりました。


私が一番ストレスだったのが、
子どもたちが家にくる期間を
元妻にほぼ決められていた、という点です。

クリスに日程を交渉するよう伝えても
「その日がだめならもう子どもは
預けない」と脅されるので断れない、

といつも及び腰で、毎回向こうに
予定をハンドリングされ、
こちらのスケジュールが二の次に
なることが、一番嫌なことでした。

旅行にもついてくる

さらに、夏に
クリスとフランスに行くときにも
子どもたちがついてくるようになりました。

クリスの立場から言えば
お祖母ちゃんやお祖父ちゃんにも
孫を会わせたいだろうし、
当然といえば当然のことなのですが、

当初わたしはクリスから

「子供たちのことで
Kyokoに影響がないようにする」

と言われていただけに

「影響がないどころか、もう
子どもたち中心の生活じゃね?」

と思うようになり、

また、クリスのことを、段々
パートナーとしてというよりも
「お父さん」としてしか
見られなくなってきたこともあり、

あぁ、これは厳しいかもしれないな、
と少しずつ感じるようになっていきました。


ある日、怒りが爆発


そして、子どもたちのお泊りが
1週間以上に及んだある日、
ついにそれがやってきました。

私の中の何かが、
突然爆発したのです。

・朝、寝たいのに起こされる。
・仕事に集中したいのに邪魔される。
・クリスの言う事を聞かない。
・何を言っても口答えする。
・姉弟喧嘩が絶えない。
・家のお気に入りの家具が荒らされる。

…そんなこんなが続いたとき
肚の底から、
得体の知れないマグマのような
怒りが、フツフツと込み上げてきたのです。

あんたたちなんか、
いなくなればいい。

もう2度とうちに来るな!

肚の底から、
そう罵る声が、はっきり聞こえました。


・・・正直、自分自身でも、
それはショックなことでした。

私はこの時初めて、
子どもたちとのいい関係を
築くことに専念し過ぎて

自分の本当の気持ちや不満の声に
蓋をし続けてきてしまっていた
ことに気づいたのでした。


このまま自分の子どもを持たずに
この子たちを育てるのもありかも?

クリスのお兄さん家族みたいに
大きな家族関係が築けたら素敵だな

そんな風に自分は感じていると
信じて疑わなかったのに


他人の子どもに
自分の自由が奪われるなんて許せない!

わたしはクリスの事が好きなのであって
クリスと元妻の子供が好きなわけじゃない!

ていうか、
他人の子供を育てるぐらいなら、
自分の子供が欲しい!

・・・悲しいかな、
それが私のほんとうの本音でした。

クリスに本音を打ち明ける

それから、クリスにも
自分の本音を全て打ち明けました。

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