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Raison d’etre 【父の死に思うこと】

またもやの緊急事態宣言。
国民の多くが、この言葉に慣れているように見えるのは、僕だけでしょうか?
この状況をなんとかしなければ、沢山の命が失われる可能性があります。

先日、僕の父が他界しました。
父は、主治医から「入院すればご家族に会えなくなりますよ」と言われ、自宅での治療を選択しました。
訪問医療も逼迫しており、父の状況が悪いと病院に連絡しても、医師は1時間以上現れなかった。
医師は父の死亡を確認するために、父のもとへ来たのです。
そう、これは、紛れもなく、新型コロナの感染拡大の影響なのです。

僕は、間接的に、新型コロナの医療逼迫を目の当たりにし、それを理解しました。
多分、こんな思いをしているのは、僕ら家族だけではありません。
その悲しみの声がTVのニュースで流れても、先週まで僕は、他人事として聞き逃していました。
そのことを、僕は謝りたいのです。
僕には、大丈夫だろうと言う思い上がりがどこかにありました。
そのことを、僕は謝りたいのです。
ごめんなさい。

あらゆる人が、この国難に関係しているのです。
あらゆる人が、この国難と対峙し、考える必要があるのです。

あらゆる人が、この国難に心優しく、立ち向かう必要があるのです。

今こそ、政治の力を見せてください。
国民の命を護る、日本の優しさを見せてください。
心から、お願いします。


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