「伸びる」と「記録する」
おはようございます。
私の2016年上半期のテーマは「伸びる」と「記録する」です。「伸びる」のを「記録する」ので、アサガオの観察日記のようですが。
「伸びる」は物理的に身体を伸ばしていきたいというテーマです。最近すっかりヨガにはまっているのですが、身体が伸びている感覚がかなり気持ちがいい。これを広げて、伸びている状態が自然であるようにしたいと思っています。だから「伸びる」。「伸ばす」だとどうも力が入りすぎているような感じがします。稽古としては「伸ばす」意識がとても大切なのかなと思います。天井を突き破るくらい伸びたいです。
「記録する」は自分の行動とか状態を残しておきたいというテーマです。簡単なところでは体重とか、読んだ本とかです。まずは、備忘のためです。そして、残すことで変化したこと/していないことを観察したいな、と。今まではどちらかと言うと目の前のことだけにぐっと集中という感じだったので、もう少し大きく何かを見られるようにしたいと思っています。だから、記録して観察するという見返す行程も大切にします。
「伸びる」で思い出したのですが、アイロンがけもしわが伸びて気持ちがいい。伸びたのを見るのも気持ちがよくて、楽しくなります。このあいだ、武道家の内田樹さんが精神科医の春日武彦さんとの対談でアイロンの話をしている部分を読みました。
ぼくは自分ひとりで家事全般をやってますけれど、つらいと思ったことはないですよ。アイロンかけなんて大好きだから。アイロンかけ、楽しいですよ。だって無秩序から秩序がしだいに立ち現れてくるんですよ。すごい達成感。 (内田樹・春日武彦「健全な肉体に狂気は宿る」角川Oneテーマ21 86ページ)
「無秩序から秩序」か!と膝を打ちました。
まずは上半期、「伸びていく」自分をじっくり観察し、「記録して」楽しみたいなと思っています。