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【週末エッセイ】舞台に立つ

こんにちは、いかフライです。
今週末は祝日(スポーツの日)もあり3連休の方も多いかと思いますが、
いかがお過ごしでしょうか。

最近は読書欲が強くなり、1~2週間ほど、SFとエッセイを交互に読んでいました。
エッセイは少ない時間でも読むことができ、文章の勉強にもなるため、選ぶことが多いジャンルです。
反対に、SFを読むときは本の世界に入り込んでしまうため、じっくりと時間をかけて読みたくなります。
できれば今月中にでも、読んだ本をnoteでご紹介したいと思います。

今回のテーマは「舞台に立つ」です。

非日常の合唱のステージ

都内の社会人合唱団に所属をして、2年と数か月になります。
学生の頃は、大学の混声合唱団で4年間歌っていました。

練習をして様々な曲を歌えるようになるのはもちろん楽しいのですが、
一番楽しいと感じるのは、ステージで演奏をする時間です。

つい先日に1000人規模の大ホールで演奏をする機会があり、数分間の演奏でしたが、気持ちを込めて歌ってきました。演奏をしたのは2曲のみため、「もっと歌いたかった!」というのが正直な感想でした。

コンサートやお芝居など、観客席からステージを見る機会は多くあると思いますが、自身が「ステージに立つ」という経験はとても貴重だといつも感じます。そして、最近になってようやくマスクを着けずに演奏ができるようになり、コロナ前のようにのびのびと自由に歌えることが幸せです。

これからも一生の趣味として合唱を続けたい、もっと良い演奏を届けたいと思えた演奏会でした。

仲間と演奏をする楽しさを描いた、アニメ『君の色』

合唱の良いところは、仲間と一緒に歌うため、1人ではない心強さがあるところだと思います。

音程やリズムが間違っていればミスが目立ってしまいますが、最後は1人1人ではなく、全体でどんな響き、音になっているのか?が重要です。

1人1人のスキルの違いはあると思いますが、気をつけるべき箇所や表現のポイントを押さえれば一体感が生まれ、1つの演奏にまとまります。

普段の生活も考え方も異なる人が集まり、自分なりに曲を解釈して歌い、最終的にはチームで1つの作品を作り上げる。
特に、社会人サークルは趣味で繋がった人の集まりのため、団員から「好き」という強いパワーを感じます。

アニメーション映画『君の色』も、「好き」という気持ちが生んだ絆を描いた作品です。高校生3人がバンドを結成し、抱えている悩みや秘密を共有しながら、バンドとしての演奏を作りあげていきます。

同じ高校に通っていても、接点があまりなかったトツ子ときみ。
別の高校に通い、ひっそりと趣味で音楽を続けるルイ。
2人の少女と1人の少年が音楽で繋がり、彼らにしか作ることができない音楽を作り上げる様子を描いています。

彼らはそれぞれの環境下で将来に対する不安を抱えていますが、音楽によって不安をも共有し、演奏を通して少しずつ前向きになっていきます。

3人の晴れ舞台は、学園祭のステージです。
1人では不安でも、3人であれば頼もしく、楽しく演奏ができる。
好きなものが共通する仲間とステージを作る楽しさを、「君の色」からも感じることができます。

チームで舞台に立つ面白さについて書いてきましたが、舞台に立つ人にとって大事なのは、演奏を受け取ってくれるお客様です。
興味を持った舞台に足を運ぶことも、立派に舞台を作ることに貢献していると思います。

合唱を通して、舞台に立つことも、演奏を聴くことも続けていきたいと思う
今日この頃です。

来週もnoteでお会いできると嬉しいです!



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