見出し画像

デザフェス60参加について:きっかけ編


その前に

いよいよ本番当日まで一週間を切った。

平日日中は生活費を稼ぐための仕事がある。
仕事後に疲れた脳に鞭打っての深夜作業は
効率も悪いし体力も削がれる….

思い描いていた本番一週間前は、

あとは荷造りだけっス!っていうか、
荷造りももうほぼ終わってます!w

くらいに、草を生やしていた。

ところが、実際は

・ラッピング終わってません
・テーブルの装飾イメージ出来てません
・商品全部納品されてません(震)

草生やすどころか、
準備完了の背中すら見えない状況に、
流石の私も青ざめてきた。

当日までに準備が終わるか、
はたまたデザフェス初参加そのものが終わるか…

デザフェス参加を決めたきっかけ

今日は現在そんなスリリングな状況にある
デザフェス初参加を決めたきっかけを綴る。

話は少し遡り2023年。

私は20年間続けていたサラリーマン生活を辞めて
フリーランスのデザイナーになった。

これまでに4回ほど転職を重ねてきたが、
独立して個人事業主になるなど
一ミリも考えたことがなかった。

ところが2020年から3年間、
コロナの影響で在宅勤務を経験したことで、
これまでの働き方に対する考え方が一変した。

満員の通勤電車によるストレスや
通勤そのもののない生活は、
家事に参加する時間と
子どもたちと過ごす時間を
豊かにしてくれた。

塾や幼稚園の送迎時に
子どもたちと交わす
他愛のない会話のやり取りが
その日一日のハイライトとなって
記憶に保管される音が聞こえた。

それは20年間のサラリーマン生活では
一度も聞いたことのない音だった。

仕事で成果を挙げて
クライアントに感謝されたり、
仲の良い同僚と遊びに出かけたり、
経験を積み重ねて自信がついたり、
という仕事に紐付いた充実とは
また違ったものを感じた。

そんなわけで2023年5月に退職、
同年8月に私はフリーランスになった。

ありがたいことに前職、前々職など
方々から発注をいただきながら、
豊かになった家族時間はそのままに、
在宅勤務時と変わらない生活を
送ることができている。

そして、ようやく本題の「きっかけ」の話。

デザイナーという職業柄、
デスク作業がメインなので
基本的に朝から晩まで
絵変わりのない日々を送っている。

朝:幼稚園バスに見送り
昼:仕事と家事(洗濯・掃除機・水回りなど)
夕方:預かり保育にチャリンコで迎え

大体このルーティンで月〜金が終わる。
WEB会議ツールの向上もあり、
ほとんど対面でクライアントに
会うことは無くなった。

ただただ仕事をこなし、
片付けては次の案件、
また片付けては次の作業、
という無限ループのような生活。

あまり意識していなかったが
フリーランスになってから、
土日もちょっとした隙間時間に
作業をすることが増えた。

そしてカレンダーの土日の青と赤も
感覚的には平日と同じ黒になった。

家族との時間を優先して
しばらく経った頃、
フリーランスの自分にはこれといった
「目標がない」ということに気がついた。

なんとなく生活できるだけの仕事をして
のほほんと家族と過ごす毎日。

ほとんどノンストレスな日常は、
もうそれで十分幸せにも関わらず
目標がないことでそのポテンシャルを
100%引き出せていない気がした。

何か目標を達成してようやく、
この平々凡々の日常に起伏が生まれ、
より幸せを感じられるに違いない。

そう思い始めた、そんな時。

私はXで誰かが投稿した
デザインフェスタVol.59の
参加告知を見つけた。

#デザインフェスタで検索すると、
何か得体の知れないエネルギーをまとった
たくさんの参加者がヒットした。

イラストや装飾品、
衣類や雑貨など
どれも感受性豊かで
個性的なものが溢れていた。

各々が普段、自分の内に向かって伸びる
「好き」の矛先を外に向けて発信する
熱狂的なイベント。

!!!!
これが目標かも。

せっかくなら大好きな音楽やCDの世界観を
自分のフィルターを通して表現してみよう。

キャラクターも欲しいし、
架空のレーベルも面白い。

今年はデザフェス参加を目標に
駆け抜けてみよう。


というわけで長々と書いたが、
要は以下の通り。

・フリーランスになった
・毎日悪くない
・幸せだけど日々真っ平
・目標立てて何かやり切ろう
・デザフェスでやり切った感収穫予定

注目は「やり切った感を収穫する」こと。
あと数日でどこまでやり切れるか…

当日どんなに貧相なブースになったとしても、
ここまでグッズを作ったり
noteに告知記事を書いたり
黙々と一人で推し進めた自分を
とりあえず褒めてあげよう。

あと5日間。
もう一息。

自分だけでなく
デザフェス60に参加する
全ての皆様へ。

最後まで悔いの残らないよう
頑張りましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?