【超基礎編】進捗管理の方法(具体的な手順を解説)
こんにちは、よしおです!
今回は進捗管理の方法について解説してみたいと思います。
そんな僕が、進捗管理方法について基本的な考え方をお話ししてみたいと思います。
なお、色々な管理手法があったりもするので、これだけが正解ってわけじゃありませんが、基礎知識として参考にしてください。
まず進捗管理では、「現在の進捗状況」を知ることが一つの大きな目的です。
「おいおい、なに言ってるかよくわからないよ」
と思われるかもですが、一つずつ解説していきますのでご安心ください。
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■STEP1. まずは工数を求める
工数の値が、進捗を測る上で必須の数字となります。
□ そもそも、工数ってなに
工数とは、「作業にかかる時間」です。
□ 工数の求め方
正確な工数を求めるには、作業を細分化するのが大切です。
例えばWebサイト制作の場合、
・要件のヒアリング
・ワイヤフレームの作成
・デザインの作成
・コーディング
などに分解できると思います。
なるべく細かくした方が工数も見積もりやすい(想像しやすい)と思いますが、やりすぎると大変なことになるので、ほどほどに分解するのが良いです。
例)※数字は超テキトーです
・要件のヒアリング&まとめ:5時間
・ワイヤフレームの作成:10時間
・デザインの作成:20時間
・コーディング:15時間
【合計】50時間
こういった感じで、すべての分解したタスクに時間を割り振ると仕事全体の工数が分かりますね。
まずは、こんな感じで工数を求めます。
■STEP2. スケジュール(作業期間)を設定する
どのような日程で進めるかを決めます。
例えば全体の工数が50時間だったとした場合、
といった感じになりますね。
人によっての稼働状況や、他に抱えてる案件などが影響してきますので、そういったことを考慮しながらスケジュールを作ります。
■STEP3.進捗状況を確認する
実際に作業を開始したら、ここまでで準備した情報を使って進捗を管理しましょう。
ここで冒頭に書いた公式を使っていきます。
順番に解説します。
□①:実際の進捗率を出す
たとえば、以下のような状況だった場合、
・デザイン作成の工数:20時間
・作業全体の工数:50時間
・現在、デザインが完了した状況
実際の進捗率は「40%」となります。
□②:本来の進捗率を出す
本来の進捗とは「今は、このくらいまで進んでないといけないよね」という進捗率です。
計算式は以下です。
例えば、全体で50時間かかるとして(STEP2で求めたものです)、作業開始から25時間経過したとします。その場合、
といった感じになります。
話を戻しますね。
□③:「実際の進捗」と「本来の進捗」の差を把握する
これで数字が揃いました。ここまでの数字を使って進捗状況を確認してみましょう。
あらためて、冒頭に記載した計算式を書きます
・実際の進捗率(上記①で計算しました)
・本来の進捗(上記②で計算しました)
◎現在の進捗状況
ということで、今回の例では「ー10%」の進捗状況でした。
つまり、「10%の遅れ」ということですね。
□ 「10%の遅れとは」どういうことか
全体の工数に対して10%の遅れがあるということです。
つまり、以下の式で具体的な時間数が計算できます。
つまり、「5時間分の遅れ」ということになります。
■ 現在の進捗状況に応じて対応する
今回のように遅れが出ていることがわかったら、それを取り戻すために頑張ることになります。
例えば、いつも夜はゆっくりしていたけど、その2時間を使って稼働時間を増やすとか、あるいは外注するのも1つの手だと思います。
進んでいたら、それをストックして維持するのもいいと思いますし、あるいは他の作業に時間を使うのもいいかもしれません。早めに終わらせて、早めに納品して喜んで頂くのも良いですね。
■ さいごに
進捗を管理することで、早めに遅れなどに気づき対処することができます。あまり厳密にやるとそれ自体に時間を取られちゃうので、ある程度はざっくりでもいいかなと思います(仕事の規模にもよりますね)。
こういったことを指標として持っておくと、最後の最後で慌てることがなくていいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
ということで最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
もし今回のお話よかったら「いいね」とか、僕のメンションをつけて感想ツイートとかして頂けたら嬉しいです!🙇
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