無題
大学2年の時に書いたエッセイを発見した。その当時の私の人生の流れや、置かれていた状況を詳細に書かれたその文章を読みながら私はだらだら泣いていた。今更思い出さないような日々がそこにはしっかり形を残していたのだった。書き留めることをしなければ消えていってしまう日々だ。ドイツにいた頃は、何かあるたびに書き留めていて、それが最終的には卒業制作にまで昇華されたわけだけど、日本に帰ってきてからはそれをずっと怠っていたように思う。再開するのは今からでも遅くないだろう。誰に見せるでもない文章をここに書き留めて、そして数年後にでも読み返そうと思う。
以下日記
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