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学びを行動に変える、学びから主体的に個々の能力開発につなげていく、ということについて、先にnoteに書きましたが、今回は学びと思考のスタイルについて書きたいと思います。
学びと思考のスタイル
学びの場をデザインする上で、「体感」だけで終わってしまうのは非常にもったいないです。
「体感」の後に、対話と内省・リフレクションを通して、思考し可視化・文章化することでようやく学びの定着に結びつきます。
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上図のように、右脳を主として体感し、左脳を主としてふりかえりを行い、自己の行動や思考を分析し、次の行動につなげます。
U理論を体感する
U理論とは、MITのオット・シャーマー氏により生み出された、イノベーションを起こすための原理と実践手法を明示した理論です。
個人や組織が新たな未来を創造するためのリーダーシップ能力をどのように開発できるか、またその能力をもとにどのようなプロセスで新たな現実を生み出すことができるかを説いたものです。
下図の「手放す・仮置きする」というところが、ポイントとなるのですが、人はなかなか自身が持ってしまった観念・意見・アイデアを手放すことは困難です。
特に観念は、信念に近い部分もあるので、それを手放すことはとても勇気がいります。
ここで、「仮置きする」もしくは、「いったん横に置いておく」とすると、すこし楽になるかもしれません。
手放す=自身からなくしてしまう・・と思ってしまいがちですが、いったん手を放すだけで、なくしてしまう必要はないのです。
そうすることで、より深く自身の潜在意識や相手の意図とつながることが可能となります。
インプロで手放すを体感する
わたしは、このU理論の「手放す」という部分を実感していただきたく、インプロをとりいれることがあります。
特によくつかうゲームは、「ワンワード」というゲーム。
ひとことづつでストーリーを紡ぐゲームなのですが、一言しか言えないルールとわかっていながら、ついつい文章で伝えてしまったり、二言、三言と長く伝えてしまうことを通して、「手放せていない」を体感し、相手に委ねてみることを実感します。
![](https://assets.st-note.com/img/1660556383699-VSF2rMcBmt.jpg?width=1200)
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