レジリエントな会社をつくる
す企業研修やFD(教育力向上)研修も3ヶ月くらいから1年以上のような長期での人財育成に関わらせていただく機会が非常に増えました。
今回は、昨年秋から関わらせていただいている関西の企業さまの研修をご紹介させていただきます。
こちらの企業さまは、コロナ禍真っただ中の2021年夏に開業しました買取専門店の会社になります。
開業から2年で、現在10店舗、3月にはさらに3店舗増えるという勢いのある会社です。
そんな勢いに乗ったこちらの企業さまでは、2週間毎の各店舗マネージャーの朝の1時間のチェックインと四半期に一回の対面研修を提供させていただいています。
研修の到達目的
オンライン、対面、どちらも意識をしているのは、『お客様の立場に立った傾聴の姿勢』を体感することと身につけていくことです。
また、信頼してお話しをしていただけるためにも、自己認知をしたうえで、自身が相手にとってどんな影響を与えているかを自分自身が認識することも大切と考えています。
また、基本的には同僚たちは別の場所で日々のお仕事をしているので、2週間に1回でも、同じ立場で別の場所の同僚たちと顔を合わせて、悩みを打ち明けたり、同じ課題を語り合ったりしていただく時間として、このオンラインの時間を使っています。
そのためのグランドルール
オンラインで顔を認識し合い、ブレイクアウトルームでおしゃべりを通して、次に会う2週間後までのちょっとした課題を提供することで、対話を通して互いを知り合い、尊重し合える(Yes,Andしあえる)関係性づくりを行っています。
出させていただく課題は様々です。
たとえば、昔ばなしのキャラクターをココロのイロで分析してくる!だったり、つい最近のものでしたら、2024年の抱負を語り合って他己紹介ができるようになってくる・・などなど遊び感覚で取り組みやすいものを選んでいます。
こうすることで、対面で会うのははじめてでも旧知の友のように感じたり、新店舗で採用された新しい方が参加されても、温かくYes,Andしながら迎え入れる環境が整ってきました。
愚痴ではなく弱音も含めて語り合える関係づくり
普段の仕事においては孤軍奮闘することになりそうでも、こうしてチームが生まれていると、そこをオンラインやLINEなどで仕事の関係を超えた支援しやすい関係性が生まれています。関西の広域にわたる店舗マネージャーにとって日々の業務からのベストプラクティスを共有しあえる会社 = チームとしての組織に成長していくことにちょっぴり貢献させてもらえているのかなぁ。
研修参加者からのふりかえり
先日の研修からは、こんなふりかえりをいただいたりしてます。
● お客様のお話を最後までしっかりと聞く事が非常に大事である事を再認識しました。理由は今迄の会社でも接客が主でしたが、振り返ればお客様との会話の途中で自分の意見を返していた事があったかも?と思えた事です。
● 自分の中ではかなり自信を持って接客業務をして来たつもりでしたが、今回の研修で、相手の話の最後までを聴く、会話のテンポやリズム、ボキャブラリー等、自分に足りない部分がまだまだある事が分かりました。
● こんなに楽しく和気藹々とした研修は初めてで楽しかったです。
● 相手の話を最後まで聞かないと理解できない。自身相手の話が途中でも、理解できたと感じると、会話を被せる癖があり、本質は理解できずに終わっていると気付かされた。接客時も会話を被せる事があるなと気付かされました。今後気をつけます。
● 長年接客業をやってきて、それなりに人材育成的な業務もやってきましたが、アプローチの仕方が非常に新鮮で面白く研修を受けれました。