共同体感覚が築かれていく・・を体感したサマーキャンプ(2)
Day 2 : 8月6日(日)
前日からすこし嫌な予感はしていたのです。
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その話しをする前に、今回のキャンプの部屋割りをご紹介します。
AIFA(一般社団法人アプライドインプロ協会)では、ココロのイロという行動心理や傾向を自己分析するツールを研究開発し、どういう思考や心理のもとから、その行動につながったのか・・ということを自己理解や他者との関りに使っています。
そんなことを加味しながら、部屋割りを決めました。
具体的には、
① 同じお部屋で過ごすことが不快にならない組合せ
② 同じ部屋で過ごすことで何らかのポジティブな化学反応を期待できる
3歳児~小学6年生までの8人のうち、3歳児はご両親が参加だったため、そこで1部屋。
そして、5歳児女児ふたりは会った瞬間からずっと手をつないでいるくらいだったので、大人用のお布団をふたりで共有してもらい、小2男子、小4男子3人と併せて6人がちいさい人たちのお部屋ということで、8畳のお部屋を布団で敷き詰めました。
そのお部屋が快適な四日間になるために、まず、お部屋全体にこんな問いが投げかけられました。
「このお部屋のリーダーはだーれ?」
その問いに、周囲の様子を確認しながら、「おれ!」と手を挙げた野球少年Sくんは、初日に真っ赤なTシャツ、スーツケース、帽子を被って登場!
なにも考えずに速攻で挙手するのではなく、周囲をいったん確認してから、手を挙げるところがキャッチャーらしい渋目な赤の行動。10歳にして素敵!
たまたま小学校4年生男子が3人揃ったのですが、このあたりは大人と違って、同じ年代だから仲よくしよう・・なんて忖度はありません。
赤多めなSくんとは対照的に、青多めな2人。
更に言うと、青+緑なNくんと青+黄なYくん。二人の共通点は、一つのことを極めるところ。 その極めたいポイントが、Nくんは貝!Yくんは飛び込み!じぶんが納得できるまで集中が途切れることなくずっとやっているところが二人ともとっても素敵でした。
そして、残りの小学6年生のKちゃんは私と同室に。
小学校1年生から知っている彼女も、わたしの身長を超えるくらい!積る話もあるので、一緒のお部屋になりました。
Kちゃんは、1日目の記事にも出しましたが、「みんなのかあちゃん」な広く大きな心でちいさい人たちを見守れる人。
赤を主軸に持ちつつ、みんなの様子に合わせて黄色や緑になって、ちいさい人たちと遊びつつ、見守りつつ、とてもいいバランスで存在してくれていました。
さて、、嫌な予感の話し・・笑
その前日に、野球少年Sくんは早朝ランニングに行くことをみんなに提案し、誘っていたのです。
「本気かなーー、、」とぼんやり思ってはいたのですが、、、 その時が来ました。
ばたばたばたーーーっ
ばたばたばたーーーーっ
ガラガラ・・・
とふすまが開き、「Kー、起きとるー?」っと。
K: 「なんじ?」
S: 「5時26分」
おいぉいーー!元気すぎるだろー!と心に思いながら、ひたすら寝たふりをして、ちいさい人たちがランニングに行くのを布団をかぶりながら心で見守るわたし。嫌な予感と書きましたが、このちいさい人たちの行動を寝たふりをしながら心がポカポカしていました。主体性ってこういうことなんですよね。
そんな朝を過ごしながら、朝食をみんなで食べ、そして、待ちに待った海の時間!
もはや、朝食会場にも水着で集まりました!
食後は、速攻で海に向かうわたしたち。
まずは、みんなでラジオ体操で身体をほぐして、、 じゃーんぷ!
午前中いっぱい、本当に飽きることなくひたすら海で遊び倒して、疲れた人から順番にシャワーを浴びに戻り、そして、野球少年SくんのママでAIFAのグラフィック担当のかなちゃんがお仕事のため途中抜け。
一泊で帰られるのはとてもとてもさみしかったのですが、これはこれでいい機会!!
と、急遽、ランチを菱浦港の船渡来流(せんとらる)亭に予約を入れて、海士町風のお見送りをすることに。
海、そして、港での見送り、、とDay2もあっという間に過ぎていき、但馬屋さんに戻るともう夕方。
でも、まだ日は出ていて、夕食までの時間をどうしようかなぁ、、、と思いながら、部屋に戻るとKちゃんがいない?!
むむむ?!どこ?!?!?!
と、なにげに窓の外に目が行くと・・・ いたー!!!笑
そうなのですよ。
但馬屋さんの屋根、、 座ってみたくなる場所なのですよ。
そんなこんなをしていると、もう夜ごはん!
みんな食欲旺盛です!
そして、食後はカードゲーム。 それぞれが持ち寄ったゲームをちいさい人もおおきい人も就寝の時間までたっぷり遊びましたとさ。
ゲームのセレクション:
ワードバスケット
なんじゃもんじゃ
カタルタ キッズ版
UNO
きもちカルタ
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