【NewJeans】HYBEとミンヒジンの紛争、時系列
NewJeans事件の時系列をまとめました。
この事件は、NewJeansの上昇期に、ミンヒジンが親会社HYBEを脱退しようとした疑惑がきっかけとなり、HYBEは法的提訴を行うことから論争がはじまった。
4月22日【HYBE、ミンヒジンへ告訴】
ADORエンターテイメント会社のミン・ヒジン代表がNewJeansを引き抜くと疑われ、親会社HYBEは子会社に監視権を行使し、関連証拠を集めて株主総会を開き、ミンヒジンが辞任することを希望した。 同日、ミンヒジンはメディアの取材に応じ大きく反論し、初の声明を発表した。
4月23日【ADORを調査】
HYBEの元CEOパク・ジウォンがADORに関する調査を開始した。
4月25日【カカオトークを証拠に、ミンヒジンを追い込む】
HYBEは証拠を手に入れ、ミン・ヒジンを背任容疑で提訴すると発表。
ミンヒジンは会見を開き、HYBEのメディア操作であると反論。
4月27日【アイドル活動は続く】
NewJeans、事件の影響を受けずにカムバック第一弾曲Bubble Gumのミュージックビデオを公開。
4月29日【ミンヒジン、役会拒否】
ミン・ヒジンはHYBEのADOR取締役会要請を拒否し、CEO職の解任は違法であると発言。HYBEはミン・ヒジンの解任が可能であると一方的に予測した。
5月7日【ミンヒジンの自己防衛】
ミン・ヒジン氏はソウル中央地裁に親会社HYBEが子会社であるADORの臨時株主総会における解任案件の議決に参加することを禁ずる仮処分命令を申請した。
5月9日【HYBE、ADORの社員への調査】
ADORの女性スタイリングチーム代表がHYBEから5時間にわたり尋問を受け、早朝に自宅のノートパソコンが押収された。 HYBEは、スタイリストの同意のもとに行われていると反論し、従業員がミン・ヒジンの同意のもと、他社から数億ウォンの賄賂を受け取っていたことを認めたと指摘した。
ADORは直ちに、費用は広告主からスタイリング料を徴収するためのもので、いわゆる賄賂ではないと反論した。
5月13日【HYBE、NewJeansメンバーに無関心】
NewJeansのメンバーの両親は、HYBE理事長は何度も挨拶しなかった、グループILLITのコンセプトはNJの模倣であるとして、ミンヒジンにメールを送った。
これに対し、HYBEは同年4月3日に同じメールを受け取り、16日に返答したと声明を出し、これはミン・ヒジンによる捏造でメディア操作のために挙げられたと主張した。また、理事長は認知病でNJのメンバーの顔が認識できなかったと述べている。
5月17日【ミンヒジン擁護の嘆願書】
NewJeansのミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘインが、今回の騒動を受けて裁判所に嘆願書を提出した。 具体的な内容については明らかになっていないが、5人のメンバーはデビュー当時からミンヒジンを親同様の存在であるとして、メンバーの両親も応援する姿勢を表明している。
5月31日【ミンヒジン勝訴、だがADOR2人は解雇】
ADORは午前に臨時株主総会を開き、ミンヒジンは午後に記者会見を開いた。ソウル中央地裁が「親会社に対する背信行為を行っていない」と認定した。ミンヒジン氏は勝訴してCEOに再任されたものの、ADORの幹部2人が解任され、HYBEが指名した3人の幹部が取締役に就任した。ミンヒジンはここで和解を求めた。
7月15日【Sourse musicからの訴訟】
HYBE傘下のグループLE SSERAFIMのSourse musicは、ミンヒジンが「世間に悪評を植え付けた」として5億ウォンの損害賠償を求める訴訟を起こした。
7月24日【NJの両親によるインタビュー、練習生の悪環境】
NewJeansメンバーの両親が韓国メディアのインタビューに応じ、ミンジの母親は、「Sourse musicの練習室はカビとゴキブリだらけで、劣悪な環境に加え、子供のデビューの具体的な計画もなかったと明かした。また、ミンジに勉強を諦めるように勧めたほどで、ミンジは自分の努力でようやく美術高校に入学した。」と話していた。
7月25日【ADOR内部のセクハラ事件、再燃】
ADORの元女性従業員が3月にセクハラを受けたと告訴状を提出した。ミンヒジンと幹部の対話記録、偏見や差別の発言が公開され、風向きが変わった。これに関してミン・ヒジンは、この証拠は違法に入手されたもので、本人の同意なしに個人情報を公開し、意図的に内容を捏造したものだと強く非難した。
7月30日【セクハラ事件への対応】
ミン・ヒジンは、個人IGで対談記録のスクリーンショットを複数枚送信し、メディアであるDispatchが暴露したセクハラ事件の一部始終を説明し、最終的にHYBEが調査し、セクハラの疑いがないと判断したことを強調した。事件解決したにも関わらずHYBEがメディアにこのニュースを流したことで、ミンヒジンと同社の幹部のイメージが損なわれたことを非難した。
8月27日【HYBEに乗っ取られ、新ADORになる】
ADORが新しいCEOが決まったと発表した。会社の取締役に代わって株主総会からミンヒジンをCEO解任し、常務取締役とNewJeansのプロデューサーとしての役割をわずか2ヶ月と6日の契約と定めた。これに対し、ミンヒジンは大きく反論した。
9月2日【NewJeansによる現状説明】
NewJeansのミンジは、ファンとのコミュニケーションアプリ 「Phoning 」を通じて、この1週間の出来事について話したかったが話せなかったと語った。ダニエルについては、CEO解任を取り上げ、「あらゆる面でとても辛く、心配だった」とし、「少し前にミンヒジンのメンタルが崩壊したとき、とても不安になった」と語った。
9月3日【NewJeans、メンタル崩壊】
NewJeansのメンバー5人がソウル・ファッション・ウィークに参加した際、表情が暗かったのも、この事件と関係があるようだ。また同日 NewJeansと深く関わりあるMVディレクターのシン・ウソクは、新ADORから関連動画の削除要請があったことを明かし、その中にはdittoに登場するヒスの記録であるファンの視点を代弁したYTチャンネルも含まれていた物を全て削除された。
続く…
HYBEがNewJeansを担保に、銀行から借入を計画する話はまた別の回で詳しくまとめます。