ジェーン・バーキン、美の遺産

僕の世代ではないけれど、ジェーン・バーキンはファッションアイコンとしての魅力に心惹かれる。女性らしい長い髪を軽やかに纏い、白いTシャツとデニムパンツを着こなす姿、まさに、70年代の象徴的な普遍美。

そして、あの有名なエルメスのバーキンバッグの逸話がある。パリとロンドンを結ぶ飛行機の中で、偶然にもジェーン・バーキンはエルメスの会長と隣り合わせた。彼女は自分の需要を満たすバッグを求め、そこからバーキンバッグの誕生へと繋がっていったのだ。

手持ちの藁のバッグからバーキンバッグ、時代が変わる瞬間なのかもしれない。

SMAPxSMAPの番組で、バーキンバッグを床に叩きつけ、堂々と耐久性を誇示しながら笑う逸話も、お茶目で興味深い。

イギリス出身でありながら、ジェーン・バーキンは70年代のフランスを代表するファッションアイコンとして輝きを放っていた。

R.I.P ジェーン・バーキン（1946-2023）