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子宮頸がんの精密検査が痛かった
ずっと頭の片すみにあって、憂鬱の種だった婦人科検診に来てる。
毎年受けてる子宮頸癌の検診で、要精密の結果が出たのが、昨年の夏。
8月に精密検査を受けて、今日は2回目の検診。
8月の検診結果は「要観察」
癌ではないけど、良くない細胞があるとのこと。
前癌病変というらしい。
良くない細胞はなくなることもあるし、癌に移行することもあり
定期的な検診が必要。
そして今日はその検診日。
何が憂鬱かといえば、癌かもしれないという不安ももちろんあるが
検査が痛い。
とにかく痛い。
子宮頚部の細胞をこそぐというか、えぐるというか採取する。
それも痛いけど、採取する前に子宮頚部に「お酢」をかける。
それがしみて痛い。医師はわかりやすく「お酢」と言ってるけど
なにか酸性の薬剤だろう。もしかして本当に「お酢」?
しばらく待って細胞の採取。これもまぁ痛いけど
それよりも器具を挿入するのが痛すぎる。
婦人科の内診を経験したことのある人はわかるだろうが、
あの膣をひろげる器具。これを挿入するとこすれて激痛が走る。
じつは私、15年くらいまえにも子宮癌検診で「高度異形成」って結果で、
定期的に専門の病院で検査受けてました。
手術も覚悟してたけど、検査のたびに悪い細胞が高度から軽度になり、
3年くらい続けて怪しい細胞がなくなって、それ以来1年に1回の
子宮癌検診でも異常はなくて、安心してたけど約15年ぶりにまた、細胞検査をすることになり、まったく初めてではないので、検査に対してはそんなに不安はなかったのに、15年前と痛さが全然ちがう。
その原因は加齢。あとホルモン。
閉経して女性ホルモンのバランスが昔と違うのと、加齢で粘膜が薄くなって、器具で擦りむいたみたいな状態になってる。と医師から説明を受けた。
こんな場面でも老化の影響があるんだ。
半年まえの検査より今日のほうが痛かった。