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競馬

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(※競馬の予想には役立ちにくいかもですが、)「競馬の歴史」を学ぶシリーズを中心に記事を書いています。
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#ジャパンカップ

競馬レース「レーティング」をまとめてみる【2021-2022年版】

【はじめに】 この記事では、IFHA(国際競馬統括機関連盟)による競馬のレーティングを、国内外のG1レースなどについて見ていきます。 0.表の見方レーティングそのものの概要については、上ページをご覧ください。(↑) そして本記事では、2016年以降の平均値(本家=IFHAよりも長め)を取り、長期のトレンドを見ようと画策しています。表示の仕方は以下のとおり。 ※数値の単位は「ポンド(1lb ≒ 0.4536kg)」で「120lb ≒ 54.4kg」 ※牝馬限定競走は「▲4

「競馬の歴史」に学ぶ ~ここ10年のジャパンCでの海外馬の国別成績~

【はじめに】 この記事では、ジャパンカップに挑戦した海外馬の国別の成績を振り返っていきます。ひとまず、今回はここ10年(2011~2020年)を纏めています。 それ以前の、外国調教馬が優勝していた時期を含めたものはこちらの記事もご参照ください。(↓) 1.記事の概要近年、ジャパンカップの海外勢は中々好走を出来ていませんが、だからこそ軽視され、あるいは馬券圏内から度外視される時にこそ、あっと驚く激走をされて波乱を呼ぶものなのでしょう。 2.国別の成績イギリス 2012 

外国調教馬による日本挑戦での「勝利」とか集めてみた

【はじめに】 この記事では、外国馬による日本挑戦をざっくり振り返っていきます。 日本馬がブリーダーズカップの2競走を制覇した際に、「日本調教馬による海外遠征での勝利」を纏めましたが、逆の立場(挑戦される側)とついても纏めておくべきじゃないかと思いまして、今回、記事を作ってみました。 アジア日本の古式競馬などを別にして、アジアでヨーロッパ式の競馬が初めて開催されたのがインドだったといいます。 18世紀からの歴史を持つインドとは縁があって、1968年に日本ダービー馬・ハクチカ

「競馬の歴史」に学ぶ ~芝の名馬の引退レース 編~【2021/12/26 追記】

【はじめに】 2021年のG1・マイルチャンピオンシップでは、芝G1・5勝のマイル女王「グランアレグリア」が有終の美を飾りました。 この記事では、過去G1を複数勝っていたり、後に顕彰馬となる馬(いわゆる名馬)が「ラストラン」と銘打って挑んだ現役最後のレースの結果がどうだったのか、振り返っていきます。 1.調査対象「名馬のラストラン」というと競馬ファンの体感としては分かるのですが、纏めるにあたっての線引きが意外と難しく、今回は次のとおりの定義で記事を書き進めることにしました

JRA古馬G1の「ステップレース」について

【はじめに】 この記事では、中央競馬(JRA)古馬G1の「ステップレース」について、私(Rx)の提案を兼ねて、私見を簡単に纏めていきます。 フェブラリーS1月第4週 中京1800 Ⅱ東海S(1着)   第5週 東京1400 Ⅲ根岸S(1着) 2月第1週    第2週    第3週 東京1600 ⅠフェブラリーS サウジCやドバイワールドCなどが2000mなのに、中央競馬でのダートG1は1600・1800m。 「フェブラリー」を冠しているから2月開催とした方がベターなのでし

「中央競馬・芝」の幕内最高優勝馬を決めてみた(1937~2021年)

【はじめに】 この記事では、もし中央競馬(芝)で、大相撲のように「幕内最高優勝馬」を選んだらどういう結果になるのかをシミュレーションしてみました。 グレード制導入後は、本家「大相撲」と同様、年6場所制とし、独断と偏見で各場所の『優勝馬(力士)』を決めてみたものです。皆さんも是非作って見て下さい。感想もお待ちしております。 日本競馬会時代1937春 牝3 ヒサトモ 1937秋 牡3 ハツピーマイト 1938春 牡3 スゲヌマ 1938秋 牝4 ヒサトモ (2) 1939春