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10/23 土肥のワークショップレポ『そこに”居る”ことと、”居場所をつくる”こと』


※この記事は、演出助手を担当している土肥氏が寄稿してくれました。


YUUKI HASEGAWA workshop 『グラデーション』、今回も出演側として参加しました
普段は裏方で、このワークショップでだけ演技をするという、不思議な立ち回りになってきた

グラデーション
役と自分自身、舞台と客席、演劇とインプロ
色んな二項対立の中間を体験すること、0にも100にも振れない針を探すこと
そこから、舞台上に”いる”感覚を探る

今回は役と自分自身のグラデーションを何より感じました。悩みました

ただそこに”居る“ことと、”居場所を作る”ことの違い
自分自身のまま、ただそこに居ることは単純かもしれないけど、居場所を作るのは難しい
“居場所を作る“と表現したのは、端的に言えば、即興の演技の中で舞台上における自分の役割を形取っていくこと
役割は固定ではなく、瞬間瞬間で変化したりもする

今回自分の演じた役は、台詞の中で他者から「真面目」と評される瞬間があった
序盤の読み合わせでは、自分自身がいわゆる真面目と言われるような人じゃないから全然上手くいかない、と感じていた

舞台上で色んなところにアンテナを張りながら会話をしていると、どうしても真面目じゃない(と思っている)本来の自分が顔を覗かせてしまう
でも、そうやって役と自分が混ざっていく、軸がぶれていくことってすごく人間的なことなんじゃないかと。ここが1つのグラデーションなのかもしれないと感じました
どの瞬間も同じ感情や姿勢で居続ける人なんていなくて、むしろそれはロボットみたいで気持ち悪いなって

そんなことを考えた一日でした

コミュニケーションが、現実だろうが舞台上だろうが、どこにいても地続きで、地続き過ぎて、このワークショップに参加するたびに自分という人間について考えてしまいます
大袈裟に聞こえるかもしれないですが本心です

以上、現実でも居場所作りが苦手な人より


土肥遼馬
https://twitter.com/FlyMeT0Mars
東京軟弱野菜
https://twitter.com/tokyosoftvege


次回ワークショップは、今月がエンニュイの公演で忙しい為、急遽で申し訳ないのですが、明日11月6日開催です。

新しい出会いを楽しみにしてます。

YUUKI HASEGAWA workshop
『グラデーション』




11月6日(日)
都内近郊(用賀駅から徒歩5分。詳細はお申込み後にご連絡致します)
18:30〜21:00

予約↓
https://tiget.net/events/212807
各回 参加費:2500
*見学のみ¥1,000



主宰の長谷川のワークショップの感想


ワークショップ参加者の方々からの感想


information

エンニュイwebサイト

エンニュイYouTube


告知

エンニュイ第0回公演
『babbling』
2022年11月25日ー27日
IZUMO GALLERY(東京都新宿区 喜久井町29-12)




【脚本・演出】
長谷川優貴

【クリエイションメンバー】
市川フー
zzzpeaker
高畑陸
二田絢乃

以上エンニュイ

【タイムテーブル】
2022年
11月25日(金) 19:00
11月26日(土) 13:00/18:00
11月27日(日) 13:00/17:00
※受付開始・開場は開演の30分前
※上演時間約90分(予定)

劇場観劇チケット(当日精算・日時指定・全席自由)
(予約・当日共通価格)
・一般 ¥3000
・U-25(要年齢確認証提示) ¥2500
・エンニュイはじめて割 ¥2800

劇場観劇ticket予約




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