小学生の頃に書いた「将来絶対叶えたいこと」
2021年、私は27歳になった。
27歳とはいっても早生まれなので学年的には28の代で、もう同世代の11月生まれの友達はみんな例に漏れず28歳になった。
恐ろしいことにあと2年で30歳になってしまう。
とはいえ30歳は30歳で私にとってかなり魅力的で、こんなちんちくりんの私でも30歳になれば大人の女性として胸をはれるのでは?とか、
今はまだろくにないと言える色気、これも30歳になれば勝手に出てくるのでは……?という期待もしているので別に30歳になりたくないわけではない。
周りにもかっこいい女性たちがいるので30代は私にとって光の世代なのだ。
でもここで問題が1つ。
それは、私には恋愛経験がほぼないということ。
彼氏がいたことは何度かあったけれど、なんでだろう全く手を出してこない人と付き合ったり、
そんな雰囲気になると恐怖や気持ち悪さからかたとえ相手の家にいても敵前逃亡したり、
頭で唐突に実況中継とそれに関するツッコミを行う自分が現れ集中力がなくなりやめるなどを繰り返していたらなんとこの歳まで処女としての人生を貫いてしまったのだ。
そのため今まで性的に語れる恋愛経験などがほとんどなくここまで来てしまった。
最近ではアラサー処女も多いし、特に自分を嫌いになるほどのコンプレックスには思っていない。
だって別にそんな経験あるなしで自分の価値が決まるとは思ってないしね。
けど、1つだけこのままでは成し遂げられない私の夢があるということにこの間実家に帰省したときに気付いたのだ。
近頃転職や怪しいセミナー参加など自分を見つめ直す機会が多々あり、今後どうやって生きていきたいか、何をして生きていきたいかを改めて考えてみる必要があった。
でもいざ自己分析しようとすると、27歳の今、時代的にも環境的にも圧倒的に小学生のころよりも恵まれすぎていて(周りにものがあふれすぎて……スマートフォンやライン、Instagramなど!)、好きなもの、ことはなに?と尋ねられたときや将来の夢はなに?と質問されたときうまく答えられなくなっていた。
人間の根本は子供の頃から変わらないというし、好きだったこともそこまで変わった認識は自分にはない。
だからこそ小学生の頃の自分は何をすることが特に好きだったのか、将来は何になりたいと夢見ていたのかがとても気になった。
それらを知ろうとしたとき誰しもが最初にぱっと浮かぶのはそう、卒業文集を見ることだと思う。
まあでも見たところでおそらく、あの頃の私の将来の夢は、パティシエとかハムスターとか、個人的花丸な回答ができていたとしたら小説家になりたいなどと書いているだろうなと推測していた。
(友達とハリーポッターに憧れ交換日記形式の謎の小説を書いていたので)
でも小学6年生の私は27歳の私の予想をすべてはずしてきたのである……
小学生の頃の私が将来なりたいと卒業文集に書いていたもの、
それは、
「お母さんになること」
だった。
※しかも、その下にちゃんと詳細が書いてあり、そこには、「自分の母親みたいになりたいというわけではなく、自分の子供の親になりたい。絶対素敵なお母さんになる。これだけは絶対かなえたい。かなえてみせる!」とあった。
詳細に関して、お母さんにはちょっと申し訳ないような気持ちだけれど(笑)、小学生の私が絶対かなえたかった夢は、「母親になること」だったみたい。。。
友達がアイドル、インテリアデザイナー、ヤーヤーヤーのマネージャーと書いているなかでまさかのお母さん……
今の私が思うに、小学生のころって、21歳くらいになったら誰かと結婚して(相手は絶対超絶かっこいいレオナルド・ディカプリオみたいな運命の人)、子供は当然のようにそのうち出来てっていうのが当たり前で、自然とそうなるから、将来の夢はその大前提がある上で考えるものだろうなって思っていた。
だから、自分で書いたはずのその将来の夢が意外すぎて、本当に心の底から衝撃を受けたし、結婚や出産を当たり前のこととして受け取っていなくて、ひとつの夢として扱っていた自分がすごくかわいいし愛おしいしで、
普通に泣いてしまった。
そして今回のこのテーマ「もしも叶うなら」……
一時期は処女受胎してやるんだと冗談まじりに言ってみたり、精子バンクを活用し人工授精でイケメンとの子供を作るだなんて言っていたけれど、
現在の私目線で真面目に考えるとすごく非現実的。
奨学金なしで大学まで出せるようなじゅうぶんに育てられるだけの金銭的余裕もないし。
でも、私はどうしてもその夢を叶えてあげたい。
だからもしも叶うなら、この人の子供なら産みたいと思える相手と巡り会って、逃げない自分になりたいと思う。
処女受胎のマリア様にはなれないから、
ちゃんと人を好きになって、恋愛して、まず1つ目標!
もう逃げない!
転職とか、将来の夢とか、生き方とか壮大な話から始まった自分探しだったけど、
まずは新品状態からの脱却を目指すと心に決めました。
もしも叶うなら、で書き始めたこのnoteだったけど、これはもしもではなく
自分の力で叶えられること!
命短し恋せよ乙女を胸に、自分の家族を持つことを目標に突き進む!
愛を見つけた人は強いし!
今よりもっと意味のある人生になる!
死ぬってなったときに思い残すことは、今は両親をおいていくことしかないから、私をこの世に引き留めるものはないけど、
夢が叶ったときにはなんとしてでも生きてやるくらいの根性が芽生えていると思う。
このnoteを書くことで自分の最初の目標が決まりました。
もちろん他のこと(仕事や勉強)にも精を出すけど、私にとっては「All I need is love」だってことがわかったので、
愛を探してひた走る!