【トレキャOBOG訪問 vol.4】個人の120%のアウトプットが、チームの成果に繋がる。企画職 / 上代 晃久さん
こんにちは!
女性マーケティング集団【TrendCatchProject グループ(トレキャ)】PR担当のゆっかです🐈🐾
社会で活躍されている人生の先輩方にOBOG訪問をして、学生に向けて発信する「トレキャOBOG訪問」!👏
第四弾は、日本マイクロソフト株式会社で販促企画を担当されている、上代晃久さんにお話を伺いました!✨
上代 晃久さん プロフィール
上代 晃久さん
1969年生まれ。千葉銀行、総務庁統計センター、広告代理店、キリンでのキャリアを経て、2017年より日本マイクロソフトのコンシューマー・デバイス・サービス事業部のデジタルリードとして、デジタルを活用した家電量販店での販促企画から、オウンドメディアの企画から実行に至るまでを担当。
マイクロソフトの「チームを大事にする文化」
ー はじめに、現在の業種、職種で働くことになったきっかけを教えてください。
1995年にWindows95が出た際に、世界中につながるインターネットというものにビジネスやコミュニケーションの可能性を感じたからです。
ー 実際にインターネットに関わる仕事の最前線でご活躍されている上代さんですが、どんな時にやりがいを感じますか?
お客様からの反応があった時です。ポジティブな反応だけでなく、ネガティブな反応も受け止めます。無反応が一番怖いですね、関心がないということなので。(笑)
過去に、Surface Japanの中の人をやっていた期間があるのですが、その時はとても楽しかったです。Twitter上のお客様の声をふだんから聞いていて、Surfaceに関してツイートしてくださっているお客様の好きなことや最近ツイートしていることをみながら、どんなリプを返したら喜ぶだろうと毎日考えていました。SNSを介した、ライブなコミュニケーションが一番好きでしたね。
ー 上代さんは、「働く」とはどのようなことだと考えていますか?
また、働く上で大切にしていることがあれば教えてください。
私にとって「働く」とは、自分と家族が幸せになる手段であり、生きる上で“挑戦”できることの一つ。挑戦することはリスクも伴いますが、たとえリスクを取って失敗しても、平気な顔をする。常に120点を取り続けるには、挑戦するしかないと思っています。
働く上で大切にしていることは、妄想力です。
仕事は、マネするだけではなく、多種多様なインプットを色々な要素と掛け合わせて、そのブランドらしいオリジナリティを出すことだと考えています。
インスピレーションを得るのためのインプット、企画に落とし込むためのアウトプットという考え方は、広告代理店時代に身につきました。
ー “120点を取り続けるためには、リスクを惜しまない”ということですね。失敗した時、困難に陥った時は、どのように乗り越えられていますか?
Things going well,
Things not going well
LearningとChallenge
以上の三つを因数分解することを意識しています。
また、個人よりもチームの成果が評価される会社なので、チームにどう働きかけることができたか、どれだけ周りの人を巻き込んでアウトプットに繋げられたかが評価軸になっています。
チームで仕事をすることのメリットは、より大きな成果を出せること。他部署の人やパートナー、お客様をつなげることで、より大きなこと、より時代に即した創造性のある仕事にチャレンジができることだと思います。
忙しいのは、その環境において必要とされている証拠
ー 上代さんが携わっている、企画職についてお伺いさせてください。
企画職に興味のある学生も多いと思うのですが、上代さんが大切にしていることや心構えはありますか?
大きな戦略課題から、具体的な方法論まで落とし込めることに価値がある仕事だと思います。
ー 「インプットをもとに、アウトプットに活かす」ことを意識されているとのことですが、普段のインプットは何を参考にしていますか?
ゲームのチュートリアルのユーザ・エクスペリエンス(UX) 、話がうまい人のトークのスタイル、話題になったTwitterの投稿などを参考にしています。
遊びをインプットに?と思われるかもしれないのですが、よくできたゲームはチュートリアルから本編への流れがとてもスムーズ。練りに寝られた体験が、知らずしらずのうちに、ゲームの世界観に引き込まれているんです。
「なぜこのように作られているのか?」を考えて、自身の企画、設計にも活かすようにしています。
ー ゲームがインプットの材料に!ゲーム好きの学生は、今日からマネできそうですね。
そんな上代さんにとって、何が仕事のモチベーション・原動力になっていますか?
人に褒められる、頼りにされることが私のモチベーションにつながっています。
適度に忙しい状態であるほどその環境において頼られていると思っています。
また、私のような仕事をしている人は「〇〇さんがいると、より高いレベルで仕事ができる。今までにない発見があった」と思われるアウトプットを出していく必要があります。
社内で「デジタルマーケティングのことなら、上代さんに聞こう」という結果を出すこと、チャレンジすることが、仕事の原動力になっています。
「やりたいこと」は、因数分解して定義する
ー 昨年10月より、TrendCatchProjectとマイクロソフトさんの合同企画
トレキャメンバーの皆さんは、一人一人に「やりたいこと」がしっかりあるのだと感じました。依頼したいことをしっかりお願いすれば、その熱量で返してくれる方々だと思います。
一方で、それをどのように実現すればよいか分からない方がまだまだ多い印象。アウトプットの一助となればと思い、この度の企画に至りました。
ー ありがとうございます!トレキャの活動を通して、今後のキャリアを考える機会も多いのですが…。
将来やりたいことができるのか不安を抱える学生、また将来何をやりたいのかがわからない学生に、何かアドバイスはありますか?
「やりたいこと」を、因数分解してみましょう。
業界、会社や職業を考える前に、「社会に出て自分は何をやりたいのか」を一度深く掘り下げ、次に、「Why?(どうしてそれがやりたいのか)」や「How(どうすればできるようになるのか)」を考え抜いて、形にする。その思考の過程やアウトプットを書いていくイメージです。
自分自身のやりたいことの考察がが就活では自己紹介に、そのやりたい理由が志望動機につながってきます。
また、書くことも大事ですね。私も、頭の中に浮かんだアイディアは、すぐにノートに書き起こすようにしています。書いてみる、描いてみることで、新たな発見にも繋がりますよ。
まとめ
即興で「M」ポーズ!
様々なキャリアを経て、現在マイクロソフト社の企画担当としてご活躍されている上代さん。これまでの経験を活かした120%のアウトプットが、周りからの信頼にも繋がっていることが分かります。
「マーケティング・企画の仕事に興味がある」という学生のみなさんにとっても、参考になる点が多かったのではないでしょうか👀✨
上代さん、トレキャOBOG訪問へのご協力、ありがとうございました!🐈🐾