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“可愛い”
小学校高学年くらいの時だったか、
思った。敵わないって。
わたしが“女子”として周りと競ったって、なんの意味も無い。っていうか、確実に、誰にも勝てない。
っていうか、
誰にも私に女子なんていう要素を求めていない。
だから私は“女子”を辞めた。
“女の子らしく”を捨てた。
男の子が一緒にいても違和感なく一緒にいれるように
女子からはライバル視されない様に
悲しみでも、苦しみでも、卑下でもなく、
そういうもんだって。わたしの役割は、ポジションは、そこだって。
いつのまにか、それがわたしの中の“常識”になった。女の子といるときはたいてい自然に男子モードになった。
「可愛い」「守ってあげたい」みたいな気持ちが自然にわくようになって、
女の子がいると自然と譲るし、エスコートしちゃう。
恋愛対象としてみることとは別で、
友達なんだけど、でも、もうそういうのが普通になって。
けど、
最近いろんな出来事を経て、わたしは気づいた。
女の子に譲ることが当たり前じゃ無い
女の子を優先することを当たり前にしなくていい
っていうか、
わたしも“女”だった。
まるでそれが自分かのように思っていた
それがわたしなんだと、
いままでの経験でそう、
自分で自分に刷り込んで、
諦めてた。
こうやって文字にしてみたら、
めちゃくちゃ切ないな。笑
諦めてきた、自分
捨ててきた、“女の子”
でもわたしは、“女”なのだ。
“可愛い”って言われて、
大事にされていい、“女の子”だったのだ。
そうじゃない“自分”を、強固な自分を、
築き上げてきた自分だから、
きっとこれから、
自分の理想の女の子を、
創りあげていける、はず。
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