【本感想】ショートケーキは背中から

フードエッセイスト平野紗季子さんの新刊
「ショートケーキは背中から」🍰

平野さんが1つ1つの食べ物と向き合って心を動かしながら、豊かな表現で「食」をそして、「人生」を語っている。

最初読んでいるときは、「私も平野さんが認めた食を味わいたい！！！」とGoogleマップにえっさほいさと記録していた。が、

読み進めているうちに、平野さんはおいしいお店を教えてくれている訳じゃなくて、どう食と向き合うか、どう人生を楽しむか、食の記憶と共にある思い出を大切にすること、1つ1つと向き合って心を動かす豊かさを教えてくれている気がした。

それなら私にも食べ物の思い出はいっぱいあるぞ、平野さんの好きな食べ物も追いたいけど、私の好きな食べ物たちも大切にしてあげたいぞ、という想いが湧いてきた。

平野さんみたいに秀逸な表現はできないけれど、私の好きな食べ物たちを、私の思い出と共に、記録に残せたらなって思った。

ので、少しずつそんな記録をここに残せたらと思う。