こじらせ女の恋活奮闘記#4「叶わなかった恋たちのお話」
おはようございます!
暇すぎる春休み延長戦も終わりが見えてきて、ゼミの課題が出たり、インターンの結果がちらほら届き始めたり、と滞った私の生活もようやく動き始めました。
さて、今回はこれまでの恋愛の話をしていこうと思います。
彼氏はいたことなくても、恋愛はちゃんとしてきたんですよ……
高校編
まずは高校時代の恋愛から。
これが私にとって初めての恋になります。
私は女子高に通っていたため、普段は男子との関わりなんてものが全くない高校生活を送っていました。
しかし、私の所属していた部活は男女混ざってできる競技であったため、練習試合や大会で他校の男子と交流する機会がありました。
高校1年生の時、大会で対戦した男子高のチームの一員であった田中(仮名)さんに一目惚れしてしまったのでした。
特に彼の話し方やその優しい物腰、声質にとても惹かれました。
今思い出しても、本当に素敵な人だったなあ~~と思います。
大会は年に2回しかなかったため、私が田中さんを見れる(≠話せる)のは本当に限られた回数だけでした。
そんなこんなで1年が経ち、2年生になった頃、高校の友達が田中さんの友達で、LINEを知っているということが発覚したのです。
居ても立っても居られなくなった私は、友達づてに許可を取り、LINEを交換することができたのでした。行動力の鬼ですね。
無事LINEができるようになったものの、物理的な距離もあるし、そこまで親しいわけでもない(あっちからしたらただの顔見知りレベル)、ということでLINEを続けることは至難の業でした。
私は普段積極的にLINEを送るタイプではなかったし、彼も連絡がまめではありませんでした。
恋バナ大好きな女子校生たちのアドバイスを参考にしつつ、なんとか会話を続け、ついに修学旅行のお土産を交換しつつ二人で会うことになりました。
いや~~~初めてこのお誘いが田中さんから来たときは驚きのあまり、友達にスマホ投げつけましたね(危険人物)
新しい服を買ったり、ヘアアレンジを練習したり、本当に舞い上がってました、懐かしい。
結局、田中さんと二人で会ったのはそれっきりでした。
でも、タリーズコーヒーで話したあの4時間は一生の思い出です。
田中さんと対面で話すのも初めてで、最初は本当に緊張していたのですが、田中さんが上手に話を聞いて、膨らませて、としてくれたおかげで、お喋りな私はもう無限に話してましたね。
帰りの電車で思い出して「話過ぎた…」と大反省会をしました。
その後も私から誘ったのですが、お互い受験が近くなってきて、なかなか時間が取れなくなってしまい、ついに2回目は叶いませんでした。
そして、センター試験が300日後に迫った日、突然「そうだ!田中さんに告白しよう!」と思い立ちました。
この時の私は成績が伸び悩んで第一志望合格は絶望的、勉強しなきゃいけないのに田中さんからのLINEの返事が気になって集中できない(だが、そこまで頻繁には来ない)という状況で、ウジウジしている自分が嫌になっていました。
勉強に集中するためにもケリをつけよう!そういう魂胆でした。
もちろん付き合えるのが一番ですが、田中さんに振られれば吹っ切れると思ったのです。
結果は「気持ちは嬉しい。ごめん。」というテンプレ文句で見事に玉砕しました。
もちろん落ち込みはしましたが、失恋したおかげで私には勉強以外にやることがなくなりました。
今こうして第一志望の大学で勉強できているのも、思えば田中さんのおかげかもしれませんね。
下心だらけだった私のやる気スイッチを押してくれた田中さんには感謝しています。
ちなみに、田中さんも無事第一志望だった東京の某有名大学に合格したそうです。(すごい)
高校時代の大半は田中さん好き!という期間でしたね、結果的に報われませんでしたが、いい思い出です😌
そして、他校ということもあってかなりガンガン攻めてました。
本当に怖いものなしというか、なんというか…青い恋でした。
大学編
さて、グッと最近になって大学での恋愛のお話です。
タイトルからお察しの通り、私の王道恋愛コースは「片思い→告白→失恋」です。むしろこれしかないです。
私は田中さんの時もそうですが、基本的好きになると積極的にアピールする方です。
そして、「好き!!!!!」という気持ちが溢れて、駆け引きなんて一切せずに(しようと思ってもできない)すぐ告白する、そして振られる。
ここには実は私のこじらせポイントがあるのですが、私は「恋する自分」が大嫌いです。
「どうせ叶わないんだから、とっとと振られろ」
「振られるくせに勝手に舞い上がって恥ずかしい」
と、私の中のこじらせマインドが言ってくるわけです。
だからすぐに終わらせようとしてしまうんですよね。もちろん、ワンチャン付き合えるのでは??って毎回思ってはいますが😉
大学で唯一好きになったのは、サークルの先輩である鈴木(仮名)先輩でした。
鈴木先輩はあまり目立つ方ではなかったものの、その能力が買われ私が1年生の時にはサークル長を務めていた方でした。
鈴木先輩はデフォルトで目が死んでて、他人にあまり関心が無いようで意外と見てて、最初はその目の死に具合で勝手にビビり倒していたのですが(失礼)、仲良くなるうちにどんどん好きになっていきました。
しかし、鈴木先輩は世間一般で言うところのイケメンに分類される顔立ちで、おしゃれで、絶対に彼女がいると思い込んでいました。
だから私は自分の気持ちをずっと隠して、押し殺していました。
鈴木先輩が4年生になり、卒業も現実的になった頃、飲み会の席で偶然鈴木先輩に彼女がいないことを知りました。
そこで私のため込んできた恋心が爆発し、「告白しよう!」と決意しました。(早い)
その後何回か二人で飲みに行って、3回目の帰り道で告白しました。
結果は「金糸雀ちゃんは何も悪くないんだけど、僕、病気みたいに元カノが忘れられなくて、傷つけるだけだと思う、ごめん」としっかり振られました。
鈴木先輩の言う「元カノ」とは私が入学するよりも前に付き合って、別れてしまった人のことでした。
もう何年も前のことでも忘れられないなんて、よっぽど素敵な人だったんだろうな、その人に勝る人が現れないから鈴木先輩は彼女がいないんだな、と腑に落ちたのでした。
もちろん今回の失恋も例のごとくしっかりと落ち込みました。
本当に本当に鈴木先輩のことが大好きで、先輩の写真を見るだけで食事の量が減らせました。(キモい)
鈴木先輩はこの春大学を卒業して、きっともう会うことはないと思いますが、元カノの亡霊を簡単に越えるような素敵な人と出会って欲しいですね。
付き合えてる全人類尊敬する
ということで、ひたすらに振られている私でした。
そもそもあまり人のことを好きにならないため、自然に人を好きになるのは4年に1回のオリンピック状態。
すぐ告白して終了するからオリンピックよりも儚い可能性はありますが…
そもそも、自分の好きな人が自分のこと好きってやばくない!?!?
「付き合う」って神秘ですよ。全リア充は誇りを持ってください。
そんな痛い失恋を経て、現在に至るわけですが、皆様お気づきでしょうか?
そう、私は人から好意を向けられた経験がないのです。
だからこそ、マッチングアプリでの出会いの数々はかなり新鮮でした。
私にこんなに興味を持ってくれる人がこの世にいたんだなあ、ととても驚きました。
そして気づいたことがあります。
「金糸雀、チョロ過ぎる問題」です。
恋愛経験が多くなく、男性から好意を向けられたこともない、そして女子高育ち、こんなにもチョロいのかと驚くほどにチョロいです私。
とにかく押しに弱く、人を疑わないので相手の言葉をすべて真に受ける。
ダメ男に引っかかる典型的な女な気がしてきた…いつかきっと大失敗してしまいそうで怖いですね……
貞操観念が高いのがせめてもの救いです。(?)
〈今日のこじらせ女川柳〉
待ってても 来ない男と 不労所得 (字余り)
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