店で一番人気なかったメイド時代(*^◯^*)
上京してきてすぐに、メイド服がきてみたいなぁ*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*と思って秋葉原のコンカフェにすぐに電凸しました！！！（何かやりたいことがある時は誰かに電凸するのが一番早いのだ〜）
そしたら店長ぽい人に「1時間後くらいに面接いけるよ！」
と言われたのでコンビニで急いで履歴書を買ってチャリのサドルの上で住所とか学歴とか書いて絶対書かなくてもいい英検2級もしっかりアピールして、秋葉原に向かったのねん♪
まぁ、どうせ顔もスタイルもそんなよくないから落ちるだろと思ってたけど受かりました。も、もしかしてｱﾀｸｼｰってば可愛いのかな！？と思いました（＾ν＾）⭐︎
（後から知ったけどお店のメイド服が着れるサイズの人なら大抵受かるらしい、肩幅ピチピチだったけど入ってよかったあ〜！）
いつも日本のハチマキをつけさせられていました。
2,3年働きました。
週に1,2回出勤してたのですが
本当に謙遜でもなんでもなく、そこのお店で一番人気がなかったです！
理由は多分私が人と話すのが下手くそすぎることです☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆
私には会話の引き出しが、
銀杏BOYZと鬱邦画と野性爆弾のワールドチャネリングしかありません。
その3つに触れてこなかったご主人様とはもう話すことがないです。お互いにハズレです。
秋葉だから、アニメの話とかできたらいいんだけどアニメつったらこち亀しかみたことねぇし。
まあ、そうなった場合、天気の話を15分くらいしますわな。明日明後日のみならず、6日後の天気の話とかも平気でします。
そして沈黙に入ります、沈黙もそのうちゾーンに入ります。私は何度もじぶんの靴紐を結び直して気まずさを紛らします。そして、チェックメイトです。ワンタイで帰られます。
そして今までの人生ほとんど文化部で過ごしてきたので、上下関係とか全然学べてなくて先輩とか関係なく酔っ払ったら中指立てたりタメ口を使ったり、ムカついたら相手がｳｫﾝﾅであろうとｳｫﾄｺであろうと年上でもなんでもキレ散らかしてきました！
なのでチャージを払ってきてくださるご主人様♡が、ほんと調子乗りやがった時に、私のことを指さしながら
「てかこの子髪色汚くねぇ〜〜〜〜！！？？（＾∇＾）」
とｱｰｼのセルフカラーをいじってきた日には
「なんだてめぇ。豚さんみたいな見た目しやがって、お前に美醜がわかるのか？わかる人間の見た目じゃねぇよな？お前、チャージ払わなくていいから対等な関係になろうや？喰らえ！これが私の右ストレート！」
って私の中の悪魔さんが言うんだ、、、、、(>_>)
でもメイドさんだからご主人様に直接そんなこと言えません…
「はにゃにゃ〜〜？なんか言いましたあ(⌒-⌒; )？？」
と言って自我を抑えてその場を取り繕うのがめちゃくちゃストレスでした。（シャバの人間がやってる”会話”っつーのはこんなに難しかったのか！）
そこのコンカフェで人気だった女の子に相談してみました。
「お客さんに嫌なこと言われたりしたら、ムカついて刺したくならんの？(＞＜)」と聞きました。
すると、プロのメイドさんは、
キッチンで紙タバコを吸いながら教えてくれましたっ！
「ま、ムカつくけど〜〜
お客様＝お金だから許せる(°▽°)♡」
う〜〜〜〜〜む⭐︎⭐︎☆〜（ゝ。∂）
客＝お金かぁ！！
アタイは考える。
あのわたしの金髪をいじってきた豚みたいな野郎だって、普段工場ないしはカレー屋さんで週5で働いて、その少ないお小遣いの中でたまのご褒美に女の子と話したいという煩悩を抱えて秋葉まできてたナリね、きっと。
そうやって1人の人間のバックボーンに寄り添うとｱﾁｷはこう思うね。
カネじゃない、豚、お前は1人の人間だー。
他の趣味に使うお金も多少我慢して、
ご飯も吉野家の特盛とか食べて腹膨らませてただろうし、
服だってまあまあいい値段がするだろうステューシーのTシャツを頑張って買って、5年くらいヨレヨレになるまで着てわざわざご帰宅してましたもんね。
そう思うとね、余計に、こいつらはカネなのか？捨て駒なのか？いや、1人の…生きた人間や…だから…
なんか中身のある会話しなきゃいけないのかな？と思って全然話せなくなりましたね｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡
夜勤で22-5時出勤だった時、もう本当に何話していいかわからないし、誰とも話したくなくて真夜中の1時くらいに早退させてもらって秋葉から墨田区の自宅までタクシーで帰りました。3500円もしました。
この時点で交通費が日給を超えています。
やはり私は
お金はいらないので、
暴言を吐かれたら暴言を返せる立場の人間でいたいっ(*^▽^*)