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子供達との男旅 2日目

1日目は急遽親子3人になったりしたイレギュラーがあったけど
それでも楽しく過ごせました

夜は22時過ぎに寝て次の日は周辺を観光したり、東京までドライブしました

ふと目覚めたら5時過ぎでした
カーテンから少し光が差し込んでいたので
外を覗いてみるととても風靡な夜明けを見ることができました

この時間を使ってメモアプリに下書きしていた手紙の内容を
便箋に清書しました

妻への手紙は5枚になり、長男への気持ちや親権、養育費のことを今の状況を踏まえて
仮の話にはなるものの考えをまとめました
基本的には長男の考えを尊重することや、妻の考えを踏まえて答えを出すことを伝えれればと思います

長男への手紙は2枚になりました
これも本人の意思を尊重することや、焦って決めないで考える時間が必要であることを伝えました

次男は急遽くることになったことや一緒に住むことになる予定はないので、今の状況やこれからのことを詳しく書くことはなく
今の生活を楽しく過ごしてほしい旨を手紙にしました

手紙を書いているともう7時近くになり、そろそろ子供達を起こそうかと思いましたが
寝坊するのもいいのかなと思い一人で温泉に行きました
部屋に戻るとちょうど目覚めたみたいで
「なんで起こしてくれなかったのー??」
と声を揃えていうので
朝ごはんの前に行ってくるように伝えました

朝ご飯はバイキングじゃなくて
子供達と
「バイキングじゃないホテルの朝食初めてじゃない?」
って喜んで美味しくいただきました

チェックアウトの際には
親子3人で記念写真を撮ることができました
こういう思い出を作ることができるのが旅行のいいところだなと実感します

ホテルの近くの景色がいい場所に少し観光してからトイプードルを迎えにいきました
その後、ビーチでトイプードルと散歩に行きました
そこで他の人がいない場所でリードを外してあげると
子供達と追いかけっこしたりトイプードルもとても楽しそうにしていました
子供達もとても満足そうでした


他に遊具があったり、雪が残っていたりする公園で兄弟が遊んでいる様子を見て
「この二人を離ればなれにしてしまうこと」
に抵抗があると考えてしまいました
仲良く笑顔で遊ぶ二人を親の都合で引き離すことはできないな
今回の旅行は本来は長男との二人旅だったけど
急遽次男も来たことで、また考えが改まったと感じる瞬間でした

遊び疲れた頃に東京へ向かうために南下することに
道の駅でラーメンを食べて、高速道路に乗って東京を目指します

東京へは大体200キロ以上
帰りの車の中で
昨日できなかった話をしようと思っていました

温泉や午前中の遊び疲れか
二人とも少し寝てしまい
外環自動車道に乗る少し前に長男が起きたタイミングで
「福島どうだった?」
っていうことで切り出しました

長男の考えに触れることができたし、核心的な部分は全て把握できたわけじゃないけど
結論から言うと
今回の旅行で
一緒に住むことの決断には至らなかった
ということになりました

でもいつでも遊びに来てもいいし
いつでも引っ越してきてもいい
そういう選択肢を用意できることをしっかりと伝えることができました

長男には長男の生活や人生があり、もう親の影響のみで生きている時代じゃないことは認識しています
勉強や進学、頑張っている部活
そういう親に影響されない本人なりの世界があって
何を優先にするか本人なりに悩んだり葛藤している様を垣間見ることができました
本人はそのことを直接的に表現することはなかったけど
十分に伝わる内容でした

手紙を渡すタイミングを探していたけど
最後、別れ際に渡すことにしました
もうすぐ到着する時に
それぞれに手紙を渡すと
次男が
「俺は1枚だけなの??」って不満げな様子だったのが印象的でした
量の問題じゃないけど
量も大切なのかもしれません
それだけ伝えたいことがあったり、気持ちの量であると思ったのかもしれません
シンプルにカワイイ反応でした
次男に母親の分を託しました
また手紙を書こうと思います

次の日、元妻から手紙について返信をする旨連絡がありました

自分の今置かれている状況や気持ちの整理に繋がるからと説得して
手紙を書いてほしいということを伝えていました
それは口で言った言わないの問題を予防することにもつながるし
何度も読み返すことができるから伝えたい内容が比較的伝わりやすいと考えたからです

今回の旅行では
今までと違う自分に気付いたり、成長した子供達と接することができました
多くのことを考え前に進もうとしている姿を
感慨深く見ることができたし
変わらず、仲の良い兄弟であることを再確認できたのは本当によかったです
一緒に住んでいた頃よりも穏やかに仲良く過ごす二人を見て安心しました

離婚して、一緒に生活できなくなってしまったのは僕のせいでもあることは常に思っています
離婚に関して子供たちは完全に被害者です
いつか遠くない日にそのことについて謝らなければならないです
それはいつが適切なのか考えながら接していきます

僕は離婚してしまったけど
結婚して家族をもうけることは人生で素晴らしいことの一つであり、子供達にもそのような人生を歩んでくれたらいいとは思っています
もちろんそのことを直接伝えることはないかもしれません、伝えることよりも
幸せであることを子供達に行動で示すことができればいいのかとも思っています
しかし、離れて暮らす場合、離婚してしまった場合はそのことを示すことが難しい
どういった方法でそのことを伝えることができるのか
答えが簡単に見つかるわけではないけれど
子供達に離婚して申し訳ない気持ちを伝えることと、結婚して家族を作ることが素晴らしいことを伝えることを目標に日々過ごしていくことが父親としての役割なのかと思います

前回までの記事はこちら↓



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