6/24日経平均 週次展望 39,000円を超えて上昇 銀行・自動車は買い MU決算に注目
🐯👇日経平均が、38,000円台の結界に入ってから、2か月近くになる。このまま続いていくのであろうか。
🦉👇来月まで見通すと、7月5日に米雇用統計があって、7月7日にフランス下院の決選投票、7月15日のゴールドマンサックスから、米企業の決算が始まる。月末に日米の政策決定会合、NVDAの次の決算は8月15日。フランスは政局は未知数だが、一挙にユーロ崩壊まで行く可能性は低いだろう。左派も右派も政権に近づこうとして軟化してきているようだ。やはり、マクロンがキャスティングボードを握っている。アメリカの経済指標はまだら模様が続く可能性が高い。
このまま、結界が続いていく可能性がある。梅雨入りから夏枯れのようだ。でも、来週は、少し明るいか。
🦉👇来週の米経済指標は、金曜日のPCEに集約される。この表にはないが27日に、バイデンvsトランプの討論会が予定されている。日本時間の28日の朝だと思う。この討論会で、米国の株式市場等は大きく動く可能性がある。
🦉👇28日夜発表の注目コアPCEは、ニック・ティミラオスの集計によると、前月比0.1%で、この指数は、すでに発表されたCPIやPPIの合成であるため、市場予想から大きくぶれることはなかろう。
🐯👇先週は、水曜日の小売り統計で、米金利は大きく低下したものの、低下トレンドに入ることなく、一進一退を続けている。需給から来るのか、例えば、原油高が進行したことが反映しているのか、わからない。
今週のPCEまでは低い数値が意識されて、低金利は維持されるかもしれないが、材料出尽くとなる可能性もある。
🦉👇この米金利の動きを反映して、先週の為替は、ドル高・円安が思いのほか、進んだ。また、円金利もじわっと上昇してきた。
🐯👇今週もこの流れは、続くと思う。
🦉👇先週のNY株式市場は、これまでの週と逆の動きをした。
ダウが買われ、ナスダックが売られた。SOX、NVDAも相対的に売られた。
健全なローテーションが起きているとみていいだろう。
🦉👇米26日、日本時間の木曜の朝には、MUマイクロンテクノロジーの決算が発表される。AI半導体向けHBMで、韓国のSKハイニックス、サムソン電子を追い上げているだけに、注目される。
🐯👇今週の日経平均予想
緩やかな、円安、金利上昇は、日本株にプラス。39,000円台へ浮上も、次第にフランスへの懸念で、週末にかけて上値は重くなろう。銀行・保険株は買い、自動車も買いか🤪🤪🤪マイクロンの決算によっては半導体も個別物色したい。
(🐯🦉)