6/28NY振返り 「トラ確」相場だろう 大引けにGAFAMナイアガラ🙀🙀🙀
🐯👇28日のNY市場は、不思議な動きをした。
米金利は、PCE発表後、10年債利回りが一時2.5%まで低下した。
23時にミシガンが発表されてから、10年債利回りは上昇に転じ、その後もステップを踏んで、4.4%まで大上昇した。
🦉👇ミシガン確定値の内容である。14日に発表された速報値=欄上中の予想値よりは確かに良かった。これで、個人消費の底割れはないとの確信が得られたのかもしれない。一方で、期待インフレ率は、5年、10年ともに低下した。インフレ懸念の低下による、マインドの改善かもしれない。
🦉👇ここで、昨日の米金利の変動幅を、10年債と2年債で比較してみた。PCEの発表前から10年債が10ベーシス上昇しているのに対し、2年債は4ベーシス以内であった。通常は、短期債の利回りのほうが大きい。
これは、ミシガンがよくて、利下げが後退した、という動きではない。
おそらくは、「ほぼトラ」から、「トラ確」を織り込むような動きが、大統領候補討論会を総括しつつ、昨日の米債券市場で起きたのであろう。この動きは、今週の半ばから見られた。この10年債の上昇の動きは、トランプ確定による、「大幅減税」=財政赤字の拡大、を織り込む動きであろう。たぶん🤔
🦉👇これを、米国株市場に、焦点をあててみていこう
「トラ確」ご祝儀相場は、日本時間の0時前、つまり1時間半ほど、観察された。Nasdaqは一時1%以降上昇した。
日をまたぐと、さすがに長期金利の大上昇が嫌気されたのかもしれない。指数は、おおきく滑り台を落ち始めた。
ラッセルが下げ幅が小さかったのも、不思議である。おそらく、これは上半期末で、利益が乗った株が大きく売られたことから来るのだろう。
🦉👇上半期の大引けにかけて、大規模なProfitTakingの売りがあったのは、以下のグラフで検証できる。この半年で大幅に利が乗ったメガテックが軒並みナイアガラとなっている。
🦉👇一方、NYの主力半導体は、軟調に推移したものの、大引けのナイアガラはなかった。
この辺の判断は難しい。NVDAを売りたい人はもう売っているのかもしれない。5月22日の決算後の調整は終わっているのかもしれない。
🦉👇もう一つ、不思議なのは、日経平均の終値の高さ。東京大引けより300円ほど高い。半導体のガラがなかったのか、金利上昇による銀行株期待といったところまで、読み込んでいるのか🤔
🦉👇フランス市場は、嵐の前の静けさ。ユーロドルは、意外と堅調。
🦉👇NYの円金利先物10年は1.05%で終わっている。JST1:00
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