6/27 映画(空飛ぶタイヤ」
池井戸潤さんの作品で、
これがはじめての映画化なんて意外!
原作はまだ読んでいないけど、
池井戸さんの本が原作ならと、さっそく観にいきました。
主人公は中小企業 運送会社の社長
自社のトラックが配達中、ゆるやかなカーブに差しかかった時タイヤが外れてしまい、歩道を歩いていた幼い子供連れの母親に当たってしまい、母親は亡くなってしまう。
トラックの販売会社が行った原因調査の結果は、
整備不良。
整備を担当したのは、金髪の若い整備士。
でもその整備士は、早く一人前になろうと自らリストを作って通常よりも細かい点検をしていた。
一方、トラックを販売した大手自動車メーカーでも、販売課長は品質保証部の動きに疑問を持ち、隠蔽体質をよく思っていな他部署の仲間と調べはじめる。
だが、人事より希望していた部署への異動をちらつかされ、、、。
独自調査をはじめた運送会社の社長への部品返却を濁すために、一億円の補償金のことを切り出す。
まったく、どこの企業にもいそうな中途半端な正義感の持ち主だ。
立ち行かなくなっている会社のためには、一億円は是が非でも欲しいお金。
社長の決断は?
亡くなった方の家族からの非難。
自社の社員を信じる思い。
あきらめない思いが、周りを動かしていく。
本1冊を映画の尺におさめようとすると、原作を読んでいなくても、あらすじを追っているだけの味気ないものに感じてしまうことがあるが、この映画は濃い。
キャストもそうそうたるメンバーが揃っていて、2時間とは思えない濃密さだ。
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