20代独身女、猫を飼う ~保護猫里親編~
猫を飼うことを決めた、ひとり暮らしアラサー独身女。
保護猫を迎えると決めたところから、
知らなかった里親事情を知って、
くじけそうになりながら運命の子に会うまでの事。
1.保護猫を迎えよう
猫とは運命のように出会うものと思ってました。
それこそ、雨の日に子猫を保護するような・・・
これまで私や親戚が猫を飼い始めるときは、捨て猫や親とはぐれたような子ばかりだったので、ペットショップやブリーダーの選択肢はありませんでした。
里親一択。自然に出会えたらそれでよし、ネットで出会うのもまたよし。
そんなわけで里親募集サイトの「ペットのおうち」から、気になる子を探しはじめました
2.意外に厳しい里親のハードル
写真やプロフィール文から気になる子がいたら保護主さんにメールをしたり、保護犬・保護猫の譲渡会にお邪魔したり。
そこで立ちはだかる、独身女・ひとり暮らしの壁
結婚や引っ越しを機に、飼えないからと保健所に連れていかれたり。
ひとり暮らしで構う時間がなく寂しい思いをさせてしまったり。
その辺りを心配されてるようでした。
しかもフルタイム勤務のため、勤務日には10時間以上留守にする状況。
渋い顔をされてしまいます・・・。(まあ、そりゃそうか)
「ペットのおうち」で調べる段階で「単身者応募可」で絞り込めるので、そこは絞り込んだうえで気になる子を探すようにしました。
とりあえず、で条件なしで調べるのはやめました
3.絞り込まれる猫の条件
ひとり暮らし・フルタイム勤務のため、子猫の選択肢はなくなりました。(昔乳飲み子を育てましたが、3人交代体制でやっとだったので)
・日中ひとりで過ごせる(できれば自立した性格の)成猫
・猫同士で遊んでくれる乳離れした兄弟猫
が、いいのではと譲渡会でお話しした保護主さんに言われました。
その条件で猫探しをしていくことに。
4.保護猫は無料ではない
野良猫には血統書もなにもないし、その辺にいるのを捕まえるだけでしょ?とか思ってたら大間違いです。
保護主さんは猫を何時間も何日も粘って捕獲・保護して、
病院で猫エイズや白血病などの病気の検査や猫風邪治療、寄生虫のケアなどをして、
ごはんと寝床を与えて毎日お世話をして、
と、時間もお金も保護猫にかけている状況をブログを読んで知りました。
寄付や去勢の費用をお願いされる場合がありますが、ここまでの労力を思えば出さない選択肢がないです。
猫に医療保険はないし、フードだってジャンクフードみたいな最安値品ではなく避妊去勢手術後フードや疾病対策フードなど、こだわってるところがあると思うので支援するなら品物ではなく何にでもなる魔法の紙切れ(現金)いいと学びました。
5.保護主さんとの相性
人対人で話をすれば、ときに合わないなぁと思うこと、あると思います。
この子を迎えたいけれど、条件も合ってるけれど、保護主さんとの相性が合わないことがありました。
1.「この猫を迎えたいです」と申し出て、
2.住居の情報・こちらの生活状況(場合によっては収入を聞かれることもあるようです)・猫の状況(性格や持病)を話してすり合わせ、
3.「トライアル」と呼ばれる譲渡前提・最終確認目的のお試し飼育期間に入る
以上がざっくりした流れです。トライアルで問題なければ正式に譲渡の契約をします。
2の状況のすり合わせまで終わり、トライアルを待つばかりの状況になって連絡が取れなくなった事がありました。時間や用意しとくものをメールで聞いても返ってこない・・・
そしてトライアルを予定してた当日「1時間後に連れていきます」と一言。
何か事情があったり、忙しかったのかもしれませんが、これはちょっと・・・結局話は流れました
6.里親活動疲れ
婚活で惨敗し続けるとだんだんやる気がなくなってくるのと同じ状況です。なんかもう、どうでもよくなってくる。
そんな時惰性でながめてた「ペットのおうち」でキジ白でピンクのお鼻の子を見つけました。
「この子かわいい」ととんだ保護主さんのブログにて衝撃的な1枚を見ます。
猫は運命で出会うものだと思います。
この顔が離れなくなってしまいました。