ディレクター泉谷コラム⑥「企画や取り組みが加速しない理由編」
いざ、企画や取り組みの一歩を踏み出しても、二歩目、三歩目、そして加速しない・・・。こんな経験は誰にでもあると思います。私にもあります。
10/28(金)19時からの「キカクのカは加速のカ」では、そんな悩みや経験を持つ方にも響く内容です。
なぜ企画や取り組みは加速しないのか?それには3つの要因が私にはあると思います。
まず(1)企画や取り組みに必要な資源(ヒト・モノ・カネ・ジョウホウ)の過不足。
企画や取り組みは一人ではできません、仲間や協力者という“ヒト”、場所や物品などの“モノ”、支払いなどの“カネ”、そして企画や取り組みに関する“ジョウホウ”は最も重要と言う人もいます。
これらの資源が不足していれば加速しないのは当然ですが、実は余るのも困りものです。特に「ヒト」が余ると「船頭多し」のようなことを招きかねません。カネが余ると無駄なコトに蒸発することもあります。
計画段階で具体的に詰められるか?が大切です。
そして(2)時代と握手しているか?
これは時代というニーズに的確な手段(ウォンツ)を提供できているか?という意味です。素晴らしい企画や取り組みでも、時代(ニーズ)とあわなかったり、手段(ウォンツ)がズレていたら、世間からスルーされてしまい、企画した本人は(どうして?なぜ?)と首を傾げて終わりです。
このズレをなくすには「現状を的確に把握する」のが有効的です。と、言っても特別なことではなく、“今”を正確に抑える・知ることで、未来を少し先読みすることが大切です。
最後は(3)適切な手順を踏んでいるか?
仮に資源も整い、時代と握手したとしても加速しない時があります。(どうして?なぜ?)と思った時は手順や過程は正しいか?の検証が必要です。それが順序だったり、工程だったり、加速へ急ぎたくなる、飛ばしたくなる気持ちもわかりますが、必要なコトを省いてしまったり、抜いては本末転倒です。ここは「ゆっくり急げ(=良い結果により早く至るためにはゆっくり行くのが良い)」です。
企画や取り組みは急に加速はしません、手順は助走期間と思い、正しく遂行することが大切です。
いかがだったでしょうか?
特別なコト、難しいコトはなにもありません。なので、つい基礎・基本的なコトを忘れてしまったり、軽視してしまいがちです。講座で抑えて、企画や取り組みを加速させましょう!
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