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ディレクター泉谷コラム⑧「時代と握手できるかどうか?」
10/28(金)19時からの「キカクのカは加速のカ〜公益プロジェクトを加速させるポイント講座〜」に合わせた紹介も今回で一区切りです。
1回目に加速に必要な要素に「時代と握手しているか?(≒ニーズとウォンツの把握)」と書きましたが、「具体的にどうすればいいの?」という、ご質問をいただきましたので、私のやりかたを参考までにご紹介します。
改めて。時代と握手をするには「現状を的確に把握する」と書きました。
では、その現状とやらはどうすれば把握できるのか?
私の場合はPEST分析(マーケティングの第一人者のフィリップ・コトラー氏によって提唱された環境分析フレーム)が得意とする「情報収集×解釈=把握」から方向性などを導き出せます。
私がこの手法を気に入っている理由は、把握から想像力を加味すれば「少し先の未来(≒仮説)」を立てやすくなるからです。実際にPEST素材を集める際は、ご自身の専門性やテーマに合わせて検討すると、具体的になることをアドバイスします。
PEST分析で扱う環境
(1)Politics(政治)
自身の専門性やテーマに沿った「政治・法律・税制など」を挙げます。
例えば法規制・規制緩和、国の政策、政府の動向、NPOの動向、最高裁の判断、外交の動向などがあります。
(2)Economy(経済)
自身の専門性やテーマに沿った「経済動向の変化など」を挙げます。
例えば景気、インフレ・デフレの進行、為替、金利、経済成長率、日銀短観、失業率、鉱工業指数などです。
(3)Society(社会)
自身の専門性やテーマに沿った「消費者の生活様式など」を挙げます。
例えば人口動態、世帯数、世論・社会の意識、教育、犯罪、環境、健康、文化に関する情報などがあります。
(4)Technology(技術)
自身の専門性やテーマに沿った「新たな技術革新が世間に及ぼしている影響など」を挙げます。
例えば技術によって利便性が増したこと、革新的なモノやサービスなどがあります。
当日は、普段から私が活用しているPEST素材をお見せします。
定期的に内容を更新することで時代の変化を実感できると共に、「この先」を少しイメージできるようになります。皆さんのプロジェクトに加速をもたらすヒントにされば嬉しいです。
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