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副業?複業?福業?

こんにちは、エールラボえひめの泉谷昇です。
9月も下旬、日中も日差しは強いですが、朝晩はめっきり涼しくなりましたね。
 
相変わらず私は出張中で、今回は三重県→和歌山県をめぐっています。今回の業務はフィルム・コミッションで、桑名市や四日市市、津市、伊勢市、新宮市、和歌山市を訪れて県庁職員や市役所職員らと撮影の誘致支援に関して意見交換をしています。
 
さて、今回は「複業・兼業」についてです。
2022年7月に厚生労働省が「複業・兼業の促進に関するガイドライン」の改定を発表してから、副業を認める企業も増加し、コロナ禍もあり、テレワークなどが普及し、働き方が多様性化したと言われている昨今。
 
株式会社ライボの2023年調査結果によると、現在複業・兼業をしている人は22.6%。複業・兼業をしている世代は40代31.7%、50代22.4%、30代20.7%、20代14.6%でした。
 
今後、複業・兼業したいと思っている人は「思う」が55.1%。複業・兼業する理由、したい理由は「収入を上げたい」が70.4%、「小遣い稼ぎ」が48.4%、「自分のスキル向上」が42.5%でした。
複業・兼業で得ている収入額は平均20万円/年、中央値が128.6万円/年でした。
 
私自身も複業人です。複業や兼業の定義は「複数の生業」程度と思っていて、複業・兼業の理由や目的は人それぞれですし、複業・兼業という言葉自体にさほど意味はなく、複業・兼業を通して何を実現したいのか?が今回の話題です。
 
私は2001年に愛媛県に移住し「えひめフィルム・コミッション」の設立に参画しました。
愛媛県庁に6年間、松山市役所に3年間所属して、フィルム・コミッションや観光企画に携わりました。
 
そして、今後のために複業をしなければならないだろう・・・と思ったのが2010年。
2011年にNPO法人いよココロザシ大学を設立して、各地で授業を行うと、知識や技術、経験を持った個人などから「企画立案の方法」などについて、柑橘などの生産者からは「商品開発の方法」などについて、そして自治体からは「地域資源の活用方法」などについて、問い合わせを多く受けました。
そのようなニーズに合わせて「研修や講座、ワークショップなど」の提供することになりました。
 
また、2019年から全国各地の130を超えるフィルム・コミッションが加盟する全国組織「NPO法人ジャパン・フィルムコミッション」というナショナルフィルム・コミッションの理事長職も預かってます。
 
すると、私自身は「フィルム・コミッション」「いよココロザシ大学」「講師・コーディネーターなど」という3本柱を生業としています。
 
どれが本業(メイン)で、どれが副業(サブ)なのかは今となっては曖昧ですが(笑)、順番でいくと「フィルム・コミッション→いよココロザシ大学→講師・コーディネーターなど」です。
 
愛媛に移住して22年目になりました。この間、色々な役目やプロジェクトに携わりましたが、どんな仕事でも心掛けているのは「自らでは得られない機会なので、楽しもう!」という意識です。
複業ですが、「福業」と思い、自分を豊かにしてくれると信じて毎回取り組んでいます。
 
 
エールラボえひめ・ディレクター
泉谷昇

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