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改めて思ったコト。

こんにちは、エールラボえひめディレクターの泉谷昇です。
 
2025年の1月も残り数日です。
1月は行く、2月は逃げる、3月は去る・・・は本当です。毎年噛み締めてます(笑)
 
1月は色々な助成金の締切日でもありました。
もしかしたら、助成金を書いて申請した!と言う読者もいるかもしれませんね。
私も1月に締切りを迎える助成金を申請しました。みなさんのも含め、採択されますように!
 
さて、そんな「資金調達」の話はこれまでに何度もしてきましたが、先日、無料で開催された資金調達セミナーに参加しました。
受講の感想を含め、普段から伝えている公益活動の資金調達について、改めてお伝えします。
 
その資金調達セミナーを受講して思ったのは、やはり「助成金の申請はテクニック」が必要ということです。
テクニックとは書類作成時には、
・これまでの成果を言語化する技術
・強みを細分化する技術
・相手目線に変換する技術
・申請書用に書き上げる技術
 
などが必要で、書類選考の他にプレゼンテーションがある場合は、
・内容を構成する技術
・発表の方法技術
・時間を扱う技術
・審査員に質問させる技術
などが加わります。
 
一言で言えば「編集技術力/セルフプロデュース力」と言えるかもしれません。
技術なので型やセオリー、ポイントなどがあり、“そこ”を抑えられるか否かで採択率は変わます。
 
しかし、これらの技術だけで採択率があがるわけではありません。
他に大切なのは「組合わせ」と「タイミング」です。
 
公益事業の資金調達手段には「寄付、会費、自主、助成/補助、委託」の5種類があり、資金調達したい金額と手段を掛け合わせる必要があります。
 
例えば、100万円を得たいのに寄付という手段を選択しても実績のない団体や活動では集めることは難しいでしょう。
また委託事業を受託しても精算は事業終了後なので先に出費しなければならず、運営資金の確保が事前に必要です。
もちろん、100万円の助成金申請も実績のない団体や活動には簡単ではありません。
 
こういう場合は、10万円など少額の助成金から始めて、成果を出して50万円、100万円と実績を重ねていく方法もあります。
 
「タイミング」とは、資金調達を必要とする、求めたいタイミングは“今”なのか?という話です。
助成金は助成元の都合で公募されます。
ですので来月必要!という資金調達には間に合いません。
 
また“機が熟してない”のに応募しても採択されにくいでしょう。
仮に採択されても今度は実行が伴うので、助成事業で失敗すると成果は得られません(=助成元からの評価も低いでしょう)
 
これまでエールラボえひめでは資金調達について複数回のセミナーを行いました。
改めて他が行ったセミナー受講から、資金調達を必要とする人たちへ何を伝えてれば良いか学びました。
余談ですが、エールラボえひめで行う資金調達セミナーの質はかなりいいとも思いました(爆)
 
資金調達は1回うまくいけばいい!ではないので、また実施できたらとも思いました。
 
R6年度のエールラボえひめは、事務局がFMえひめになりました。
そして、毎月最終金曜日の17:55からエールラボえひめのラジオ番組が始まっています。
番組名は【エールラボえひめ】と、そのままですが、愛媛のDX推進について紹介していますので、お楽しみに!
12月の放送は12/27(金)17:55からです。
 
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