Agile Japan 2022のアンケート結果を公開します!
実行委員のうへのです。2022/11/1 & 15 & 16に開催したAgile Japan2022のアンケートにご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。ここに結果を公開させていただくことにしましたので、どうぞご覧ください!
アンケ―ト概要
回答人数:175名
回答期間:2022/11/15-2022/11/23
(参考情報)
事前登録者数:698名
視聴者数 :Day0 95名
Day1 539名
Day2 479名
参考までに、去年のアンケート結果はこちらです。
参加者の傾向
参加者の所属の規模は、スタートアップからエンタープライズ企業まで様々でした。
参加者の職業は、約7割がIT関連という結果になりました。
係長・主任クラス、部長クラスなど役職者の参加も約半数に上りました。
この辺りの傾向は去年と変化がありませんでした。
学びと満足度
約6割の方がAgile Japanにご満足いただけたと回答してくださいました。学びがあったと回答してくださった方も7割近くいらっしゃいました。去年に引き続き高評価をいただくことができ嬉しく思っています!
開催形態
ハイブリッド開催とオンライン開催がほぼ同数となる結果となりました。こちらも去年と変わらない傾向となりました。
今回のカンファレンスのコンテンツで「よかった」点は?(抜粋)
自由記述で良かった点をお伺いしたところ、たくさんのご回答をいただけました。本当にありがとうございます。
本来ならすべて掲載したいのですが、数が多くお伝えしきれないのでいくつか抜粋して掲載します。
学ぶことが多くありました。特に基調講演はどちらも感動しました。愛(熱量)が大事なのですね。
2日目から参加でしたが、素晴らしい基調講演をはじめ「ソーシャルインパクト」のテーマが伝わるコンテンツでした。
基調講演のテーマ選びに始まり、各セッションが1本の線で繋がっていく感じが素晴らしかったです。
ITに限らないプロジェクトマネジメント全般について話を聞けたのがよかったです
SIAgileやSDGsなど、アジャイルが基本的な状態になっていることを全員が再認識できたところ。
社内の研修運営を主業務としており、アジャイルやソフトウェア開発に関する知識を持っていないのですが、そんな私でも分かるように話してくれる発表内容が多く感じました。また、アジャイルのマインドは開発に限らず活用できるものだと感じました。
全体を通して、開発者でなくてもたくさんの学びが得られた点。ソーシャルインパクトアジャイルというテーマをそのまま体現されていて素晴らしかったです!
Social Impactというテーマ、アジャイルがソフトウェア開発以外にも使えるというとてもわかりやすい例でした。
初めSocialと聞いて大き過ぎるなと思っていましたが、いくつかのセッションを聞いてアジャイルの可能性は凄いんだなと納得できました。
同世代の方の登壇が多く、大変刺激になりました。次年度以降はぜひ当社でもスポンサーや登壇ができるように社内へ働きかけをしていきたいと感じました!本日たまたま体調が優れなかったのでオンライン開催大変ありがたかったです。
理論だけでなく、実務レベルの熱量ある取り組みのお話が聞け、学びと同時にエネルギーもいただけるカンファレンスでした。
アジャイルを方法ではなく、マインドとして捉えられる内容のお話もたくさん聞けたのが印象的でした。自分達の登壇に対して、別業界の方々から様々なコメントがもらえることが、こういう風に見られていたんだと知れて良かったです。また、ポジティブなコメントが多かったので勇気をもらえました。
1トラックなので、見逃しがないところが良いと思っています。
Ask the speakerでDiscordに移動しなくてもよくなった。
地方在住なので、オンラインだったからこそ参加できた。Miroなど様々な取り組みがよかった。
初めてdiscordを使うのですが、ただ講演を聞くだけでなく、他の参加者とのコミュニケーションもしっかりできました。
今回のカンファレンスのコンテンツで改善できると思う点は?(抜粋)
こちらも抜粋して掲載します。ツールとタイムテーブルについては多くの改善点をいただけました。今後の運営の改善に活かしていきたいと考えています。
タイムテーブル
強いて言えばカフェ時間が欲しかったです。
休憩時間が短すぎるのでせめて10分くらいは間が欲しい。
質問時間が短かった、より多くの掘り下げ時間があるといいと考える
時間が1コマ20分は短いので30分にしてほしい
メインセッションのAsk the Speakerとミニセミナーの開始時間が被ってしまって、どのタイミングでミニセミナーを開始したらよいか迷いました。
そのため、コンテンツは一意にスケジューリングしていただけるとありがたいと感じました。
ネットワーキング
リアル開催の場合、ブースなどコミュニケーションをとれる場面を作れるが、オンラインだと難しいので、色んなテーマチャンネルを用意してコミュニケーション出来たらよかったと思った。
ウェビナーはウェビナーのよさがありますが、コミュニティ感とカンファレンス感のどちらを目指しているのかはもう少し軸に据えてみるといろいろ考えられる気がしました
コンテンツ
テーマが「ソーシャルインパクト」だったこともあると思いますが、全体的にモヤっとした抽象度だったと感じました。結果論ではありますが、もっと抽象度を高くするか、逆に抽象度を低く(解像度を高く)するといったどちらかに寄った方が学びが深まる気がしました。
ツール
Discord と Zoom を行ったり来たりするのは若干大変でした。
Discordを初めて利用したので今後慣れていけるとより積極的に参加できそうです
discordだとセキュリティの問題で会社からのアクセスができないので、ミニセッションはたとえばOviceなどを使っていただけるとアクセスがスムーズかなと思います。
こんなセッションや企画が欲しい!という案があれば教えてください(抜粋)
人の育成や意識改革の経験などお聞きしたいなと思いました。
ソフトウェア開発以外の文脈での適用事例
失敗事例も聞きたいです
もう少し対談形式のものを増やしてほしい
参加型のワークショップ
大きなテーマも良いのですが、日本のアジャイルの現状を踏まえた「今」の話も聞きたいです。
アンケート機能等を使って、「アジャイルやったことある人の割合」「スクラムを採用している人の割合」みたいなのをその場でパパっと集計できたりすると面白いかもと思いました。
オンラインが良いと書きましたが、(タイミングみて、小さく)オフラインでも集まれる機会を別途作っても良いかもしれませんね。(Day3的に)
ネットワーキングにトークテーマや部屋の"ルール"のようなものがあると、さらに交流がしやすくなるかなと思いました!(例:ビデオオンにして話したい人が集まる、など)
タイムテーブルを2ラインくらいにできないですかね。ちょっと休憩時間が短すぎることや、テーマが偏りすぎると満足度が下がる印象です。今日はなかったですがパネルディスカッションがあっても良いと思います。
いかがだったでしょうか? 多くの回答を寄せていただき、このカンファレンスをみなさんで共に作り上げたことを改めて感じております。ありがとうございました。また来年お会いしましょう!