北明翰留学日記 #10 ーイギリス生活情報まとめ②日常生活編ー
聞かれることの多い食事や,他日常生活についてもまとめてみた.
街の様子
バーミンガムは英国第2の都市だが,日本でいうところの横浜とか大阪を想像してはいけない.仙台くらいをイメージしておくとちょうど良い.
元々工業都市なので,ロンドンのように格好いい建物がたくさん立っているような感じでもない.町に運河はあるものの,目立った観光スポットはないかもしれない.
割と様々な国から人が集まっている印象で,特にインド,中国,アフリカ系の人が多いと感じる.
ロンドンからは鉄道で最短1時間半程度.
気候
天気が変わりやすく,晴れていたと思ったら突然雨が降る.
4月〜5月は比較的天気が良く,日照時間が長い(最近は21時まで明るい)ので,花が一斉に咲いたり,新芽が芽吹いたりする様子を観察できる.しかし,そのせいか花粉症のようなくしゃみが止まらなかった.
秋から冬にかけてはほぼ毎日曇天であり,陽を浴びることができないせいで体内時計が狂う.
物価・暮らし・税
円安ポンド高の影響もあり高く感じるが,特にコロナ後の物価上昇幅が大きく,イギリス人の友達でも暮らしにくいと言っていた.
スーパーで食料品の値段を見ると,卵,魚介は特に高い気がするが,一方で乳製品,肉類,野菜は日本とそこまで変わらない.果物は安い.
外食をすると昼でも10〜20ポンドくらいかかる.
ちなみに会計はクレジットカード,Google PayもしくはApple Payがほとんどで,キャッシュを使う場面がほぼない.
ロンドンでは家賃が高騰したためにバーミンガムに引っ越す人がたくさんいると聞くが,バーミンガムでも1人で家を借りると平均月20万はかかるそうだ.(ちなみに今住んでいる寮は月10万)
私が渡英した2023年の9月に市が財政破綻したので,2024年4月からCouncil Taxが大幅に上がった.
食事
食品からはことごとく出汁が抜けており,大変味気ない.
塩とかブイヨンが正直あまり美味しくない.美味しくないどころかまずい.
ポテトチップスとフライドポテトは昼食としてよく食されている.
芋は正義.
公共交通機関
デフォルトで大体5分遅れ.突然の運休があるので,綿密な旅行計画を立てることは諦め,柔軟に対応する必要がある.
計画的にストライキがある.
電車が遅れてもみんな辛抱強く待っている.
誰もが羨むようなポイントが一つもないような書き方になってしまったが,現状の生活はそれなりに楽しんでいる(慣れただけかもしれない).私も8ヶ月英国にいたために少し皮肉屋になったのだろうか.