北明翰留学日記 #6 ー休暇中の英語の思い出ー
母国語でない言語のエッセイは本当に過酷だと思う.書くたびに自分の英語の拙さを目の当たりにし,1ワードごとに自己肯定感が下がる感覚を覚えたために,精神的に激しく消耗してしまった.内容の難しさなら知る楽しみの方が大きいが,自分の苦手なものを常に突きつけられている感覚はなかなかに辛いものがある.
苦手を克服することは,この年齢になってからの生存戦略としてはあまり賢い選択ではない気もするが,個人的には嫌いではない.ただ,人間というものは「自分は英語が大変稚拙なので,この英語を用いて