SoftbankひかりのIPv6 IPoE + IPv4を市販ルーター(ASUS)で使ってみた。

SoftbankひかりでIPv6を使うためには必ず光BBユニットを使うしかないと言われていますが、光BBユニットをレンタルはするが、光BBユニットは使わずIPv6を使う方法を説明します。



ネットワークマップ

まず、一般的にSoftbankひかりでIPv6を使っている方はほぼこんな感じでネットワークが構成されていると思います。

光BBユニットの無線機能を使う場合
市販ルーターで無線機能を使う場合

私は一番目の通りにこうせいしましたが、この場合光BBユニットとルーターの間に二つの別のネットワークがう生まれてしまう問題がありました。
それでルーターと光BBユニットをブリッジして一つのネットワークに構成しましたが、この方法ではネットワークが複雑過ぎる感じになりました。

で、ONUのLANケーブルを市販ルーターに直接繋がると単純なネットワークを維持しながらIPv6を使えると思いました。

目指した構成


使ったルーター

私はASUS社のRT-AC68UにMerlinファームウェアをインストールして使っています。ファームウェアのバージョンは386.14_2です。

この投稿はMerlinファームウェアをインストールしたASUSルーターを基準にします。他社のルーターもほぼ同じ機能が搭載させていると思いますので応用したら他社のルーターでも使えると思います。


注意!!!

光BBユニットのMACアドレスが必要です!光BBユニットをレンタルしていない方はこの方法でIPv6を使えません!


1. インターネットに接続

ルーターの設定ページの左側にはWANとの接続を設定するメニューがあります。

本当にWANだと書いています

まず基本設定のWAN接続タイプをPPPoEに設定します。
他の設定は全部デフォルトにします。

もう少しスクロールするとPPPoEのためのユーザー名やパスワードの設定ができますので自分のを設定してください。

あと、下の方を見るとMACアドレスを設定することができます。こちらにレンタルした光BBユニットに書かれているWAN MACを入力してください。
(光BBユニットのWIFIパスワードの下にあります)
その後もっと下にある適用をクリックします。

2. IPv6 設定

次には左側のIPv6メニューに入ります。

こちらは簡単です。接続タイプをパススルーに、インタフェースはイーサネット(Ethernet)に設定してください。

これで全ての設定は完了です。


結果

Softbankが提供するIPv6接続確認ページにもじゃんとIPv6で繋がっていると表示されています。

他のIPv6 をテストサイトでもじゃんとIPv6で繋がっていることを表示してくれています。

スピードはネットワークが混雑するときにギャップが大きくなります。
夜中なのでむしろIPv4のほうが速いですが、普段IPv6のほうが100~200mbpsぐらい速い感じです。

IPv4のスピード測定
IPv6 + IPv4のスピード測定


結論

この方法で二つで別れていたネットワークを一つにすることができました。これによって光BBユニットのDMZ機能を使わず様々なサービスに他ネットワークから接続できるようになりました☺

結局Softbankが提供しているIPv6 IPoE + IPv4はPPPoE+MAC認証で使える感じになっておりました。ただ、MACアドレスを得るためには光BBユニットが必要ですのでまずレンタルはするしかない感じですね。
他社のルーターもIPv6機能とPPPoEに認証用MACアドレスの入力ができると光BBユニットを使わずIPv6 IPoE + IPv4を使えると思いますので試してみてください!

最後まで読んでいただき誠にありがとうございます!!!


いいなと思ったら応援しよう!