2022年中超リーグ展望とか
2022年中超リーグ展望とか
2022年の中国スーパーリーグ(以下中超)開幕後8節経過して今更ながら、展望を
Wiki
https://en.wikipedia.org/wiki/2022_Chinese_Super_League
・概要
ゼロコロナ政策の影響で開幕時期は延々と決まらなかったが、6月上旬に開幕。
昨季まで16チームだったが、今季から18チームに増加
中甲(2部相当)からの昇格は4チーム(武漢三鎮・浙江・梅州客家・成都蓉城)
+13位の重慶が財政難で解散したため、本来降格するはずだった大連が繰上げで残留。
なお、昨季最下位で降格した青島(旧青島黄海)もその後財政難などの理由で解散した。
・開催方式
まず第1段階(〜7月末、E-1選手権まで)は、遼寧省大連/広東省梅州/海南省海口の3拠点で集中開催。
第2段階(8月〜)はホーム&アウェイ方式を復活。実現すれば2019年のコロナ前以来各チームがホームゲーム開催が実現するが、ゼロコロナ政策は依然として影響力が高く、実現可否はクラブやリーグというより各自治体次第になりそう。
・予想
山東泰山 上海海港 武漢三鎮
——————(優勝候補の壁)—————————
北京国安 長春亜泰 上海申花 深圳 武漢長江
河南嵩山龍門 天津津門虎 浙江 梅州客家 成都蓉城 滄州雄獅
——————(どっこいどっこい)—————————
広州FC 大連 河北 広州城
——————(外人ゼロ、残留できれば御の字)—————————
重慶
——————(解散)—————————
既報の通り、ほとんどのクラブが大なり小なり給与未払・経営難などの問題を抱えており、簡単に言えば資金力(経営状態)=戦力。
昨年リーグとカップ2冠の山東と2位上海海港の2強に、昇格組の武漢三鎮が絡む。豊富な資金力を持って3部→2部→1部ととんとん拍子で昇格。
今季も外国人はFWアデミウソン(元ガンバ・マリノス)に加えて、ルーマニア代表スタンチウ(NicolaeStanciu)、モナコやラツィオなどに在籍したDFワラシ(Wallace)。中国人選手も財政難の広州FC(旧恒大)から今オフに5人獲得するなど新旧代表クラスを揃え十分優勝狙える陣容になった。
https://twitter.com/guojiadui/status/1365346069865918469
事実第8節終了時点で7勝1分で首位、昇格即優勝が現実味を帯びている。
一方で上海海港はオスカルの合流遅れもあり失速気味
一方で財政難により広州の2チーム(広州城は外国人選手在籍しているが合流遅れ)に大連、河北は外国人選手ゼロ、特に河北などは長く給与未払いの状態で降格はこの4チームの中から発生する公算が高い。
・外国人選手
かつてと比べて大物外国人はオスカル、フェライニくらいか。帰化選手は大幅に増えた。そもそも外国人枠をフルで活用するクラブの方が少なく、衰退を感じる。
・最後に
優勝争いとか、成績とか、選手の活躍とか、昇格残留とか、、そういったピッチ内もだが、まずは各チームの安定した運営を切に望む。成績如何に関わらずもう解散するチームを見たくない。
また週2−3試合の過密日程が続く厳しいコンディションの中で怪我人が最小限に抑えられることを祈りたい。
第2段階からホーム&アウェーの復活は吉報、多くのファンがホームで試合を見れることで、かつての熱狂を取り戻すことを期待したい。