武磊デビュー&スペインでプレイした中国人選手

2019年2月3日、武磊エスパニョール加入後初戦のビジャレアル戦でベンチ入りすると、1-2と劣勢の77分に途中出場しリーガ・エスパニョーラ(スペイン1部リーグ)デビュー。左FWとして同点ゴールに(一応)関わったり、短時間ながらそこそこのパフォーマンス


カウンターから相手選手のファウルでイエローを誘うシーン(怪我が感知してないはずの左肩が心配だが)

終了間際にはシュートチャンスもブロックされる。

エスパニョールの3トップでCFイグレシアスは不動としても両WGのガルシア、ピアッティが結果出しておらずそこまで絶対的でなさそうなので、今後も出番は期待できそうかなと。

こちらの記事、スペインメディアによれば約4000万人が武磊のデビュー戦を見たとのこと。誇張の可能性もあるが、注目度が高いのは間違いない。


因みに中国人選手でスペイン1部リーグでプレイしたのは張呈棟以来2人目。

張は2015/16シーズンに半年間ラージョ・バジェカーノに在籍。しかし公式戦4試合、うちリーグ戦は1試合、10分余り途中出場したのみで中国帰還している。2015年末のその時以来、1130日ぶりに中国人選手が欧州5大リーグに出場。ではスペインでプレイしたorしている中国人選手について

張呈棟(2015/16 ラージョ・バジェカーノ。リーグ戦1試合カップ戦3試合) 張についてはスポンサー移籍という点もあり監督もあまり評価していなかった、本人の努力で最後に出番を得るも成功とは言い難い。張が加入からベンチ入り、試合出場までかなり時間がかかった点を鑑みても、加入後すぐに出番を得た武磊は大いに期待できるだろう。


2部では商毅(Shang Yi)が04年にシェレス(Xerez)に在籍し8試合1得点。商は1979年生まれでミルティノビッチ時代に代表出場歴もあるFWだが、09年に引退するまでキャリア通算4得点。元代表FWなのに・・うち1点をスペイン2部で記録。

商は引退後解説者として活躍するが時折コメント欄等で「商毅の5大ベストゴール」という冗談が

https://baike.baidu.com/item/%E5%95%86%E6%AF%85/4771808

期待株として林良銘(Lin Liangming)1997年生まれ、2015年にレアル・マドリードに加入し2軍相当のカスティージャでプレイしUEFAU-19チャンピォンズリーグにも出場。2016年からは2部のアルメリア(UD Almería)にレンタル。アルメリアBチーム所属し実質4部ではレギュラー、国王杯ではトップチームの一員で出場しているが2部リーグではまだ出場なし。いつまでも若い若い言ってられる歳でもないが、中国には戻らないで頑張ってほしい・・


他にも以下リンクを一例として、近年中国の少年たちがスペイン、ポルトガルなどの下部組織、下部リーグでプレイしているケースはとても多い。エスパニョールの下部組織にも張奥凱(Zhang Aokai)2000年生まれながら広州恒大在籍の2016年に16歳でリーグデビューしている有望株。彼らの中からトップレベルまで残るスターが出ることを期待したい。






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