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議事録「働き方改革を考える」

夏季休暇も終わり8月も終盤ですね。引き続き健康とダイエットを兼ねて会社から自宅までウォークしてますが、異常気象の猛暑のためアイスを食べすぎていて結果全く痩せない事に憤りを感じている今日この頃です。全く痩せないので、そろそろ炭水化物を抜くか悩み中。。。

近年、働き方改革でホワイト企業、ブラック企業などの言葉も定着して明らかに20年前に比べて一人当たりの平均労働時間は確実に減っています。テクノロジーの進化によって、業務生産性も上がっていて少ない時間でパフォーマンスをだせるようになったのでとても良い事だと思います。
「残業するのは当たり前」的な風習は僕も必要無いと思うけど、残業しない枠組みの中で仕事をするのが当たり前という感覚はちょっとどうなのかなと思ったりしてます。

例えると、
・先輩社員が帰らないと帰りにくいみたいな無駄な残業は必要なし
・新規サービスリリース前の追い込み残業は必要あり

みたいな感じでしょうか。
残業を一つの枠組みで考えてしまうと、新しい挑戦への熱量も失われてしまうのではないかと懸念してます。
就業時間が10-19時だったとします。自分がプロジェクトリーダーを務めるサービスが21時リリースの場合、リーダーはもちろん熱量が高いので当日19時終業はしないですよね?
でもチームメンバーはどうでしょう?熱量は高かったとしても今の残業枠組みの概念があるので、どこかで「今日は残業だな」「何で早い時間にリリースしないんだ」的な事を思う人も出てくると思います。要は枠組みの中から生まれるちょっとした歪みです。
このちょっとした歪みが厄介なことに日々積み重なっていくもので、蓄積される度に熱量が失われていきます。チームで動いていると熱量の差からチーム全体のモチベーションも上がりません。

残業を1つの枠組みで考えるのではなく、必要な残業、不必要な残業を明確に示していかないと新しい挑戦がしづらい環境になってしまいます。昔はこうだったという話ではなく、コロナ時代を迎えてこの問題はさらに深刻化すると思います。
新働き方改革として1つの枠組みで体制を作るのではなく、因数分解をして新しく枠組みを見直す必要があります。

という話がしたいわけではなくてw

「ブラック企業」という言葉があります。
僕も15年程社会人をしていますが、前社の立ち上げ時は朝10時〜朝5時までみたいな働き方をしてました。今の社会から見れば超超超ブラック企業って言われますよね。
でもこれは僕が自発的にしていた事で企業は全く関係なくて、”ブラック企業”ではなく”ブラック社員”です。ブラック社員って響きは悪いですが、僕は当時モバイルサイト制作を携わっていてメルマガを書いたり、企画を考えたりするのが仕事でした。
制作に没頭しているとゾーンに入っているのか、お腹も空かないし、気づけば何時間も没頭してます。逆に時間で切られる方が迷惑です。多分制作している人は共感してもらえるはず。

今は色々な仕事を経験して、手を動かす業務から離れて考える事が重要な仕事をしているのでゾーン状態では無いですが、歩いて帰宅している時、お酒を飲んでる時、ベットに寝っ転がっている時、シチュエーションは様々ですが、時間の区切りがなく寝ている時以外は常に何かしら考えています。
考える事で生まれる閃きって決められた時間枠では中々生まれる事がなくて、みんなが動いている時に答えを導き出せれば即共有できるのですが、夜中のとんでもない時間帯に閃いたりします。昔水商売をしていたので夜中に覚醒しやすい身体になっているのかも。

厄介なのは、こんなにテクノロジーが進化して簡単に相手に提案や共有ができるのに、僕が社員に夜中に連絡をするとそれはパワハラになる可能性もあるし、業務時間と捉えられる事もあるかもしれません。今はみんなが動いている時間まで待ち送るようにしてます。

1回として見れば提案や共有するまでのロスは数時間かもしれないけど、積み重なるとかなりのロスが生まれます。1日1日を無駄にしないために会社を成長させるためには、如何にロスを無くして行動する事に時間を割り当てる必要があります。時間の価値は日々社員にも伝えていますが、そのロスを自分自身が生み出してしまっている矛盾。
夜中とか覚醒する自分が嫌い。すぐ共有出来ない今の働き方改革に縛られてる自分が嫌いです。(ちょっと盛ってます。)

リモート化でコミュニケーションの在り方が以前に比べて変化しています。
弊社はまだ大きな影響は受けていないものの、それは今がまだ小さい歪みだから気づいてないだけで、このまま放っておくと確実に手遅れになります。

更にYEEELLを成長させるために、独自の”新働き方改革”が必要になります。
途中ちょっと愚痴っぽくなってましたが、基本前向きなので、やるべき事が次から次に出てきてやりがいを感じてます。よし考えよう。

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