ひとりごつ
他者の在り方を知って、自分のかたちを知るときってあるよね。
真面目さひとつとっても、どれくらい真面目か、何に対して真面目か、他にもたくさんの要素を含めたひろーいグラデーションがあってさ。
この人と比べたらわたしは真面目だな、あの人と比べたらわたしは不真面目だなみたいな、真面目の度合いを知るみたいな。
本当に人それぞれだなあと思って。
自分のかたちを知るために、他者の考え方とか価値観とか聞くことはありだけど、それが正しいとか、自分が正しいから相手が間違ってるとか、そういうこと考え始めると途端に意味を無くすよね。
無意味な比較であり、無意味な上下関係というか。しかもそれはこっちが勝手にそう思ってるだけで、共通認識にもなんにもならんし。
そういうところがあるんだ、へえ。わたしはそこについてはこうかもねえ。くらいがちょうどいいのにねえと思うけれど、どうかしらね。
そういうふうに、自他の違いを認識しながら、そうなんだ、で済む関係だったり、距離感だったりがいいよなあ。みんなそうなら楽なのになあ。そうもいかないから大変なんだけど。
と、話しやすいお姉さんたちとお昼を過して思いました。
みんなちがって、みんないい。
ただ、共に生きていくには、互いにとって居心地良くありたいよね。
そんなふうに思うのです。
ちょっとね、今のわたしの職場環境では自己の利益やプライドを優先する人が多くてね。それはそれでいいんだけど、共同作業になるとだるいもんでして。
他者を否定せずとも自分のやり方を尊重できるし、自分を否定しなくても他者のやり方を尊重できるんだけどね。
みんなはまだ知らないみたい。
だからちょっぴり難しいね。
自分のやることにプライドを持つことはいいけど、自分のプライドを保つために他者も巻き込むのは違うと思うんだ。
人間関係だるい時は大体他者の思考に巻き込まれてるからな。
連勤続きで、仕事ばっかで疲れちまったな。
あともう少し、乗り切るぞ。