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【まとめ】文具女子博2024 行ってきたよレポ

もう数年前になるか、SNSでその名前を見かけたときからずっと気になっていた「文具女子博」。

いつも気がついた頃には終了してしまっており、参加された方の「行ってきたよレポ」を見ながらこぶしを握りしめる日々だったが、ついに今年念願の参加を果たしたため、私も「行ってきたよレポ」なるものをまとめてみた。


「文具女子博」って何なんだ?

レポを綴る前に、前提として「文具女子博とは何か」について触れておく。

文具女子博とは、文房具をテーマにした日本最大級の即売イベントである。
様々な文具メーカーが一堂に会し、参加者はその場で商品を見たり触れたりしながら、気に入ったものを購入することができる。

「女子」を冠するとおり、文房具好きの女子を中心に幅広い層に人気のイベントだが、もちろん男性も入場・購入が可能なので安心していただきたい。

公式HPによると、

日本最大級の文具の祭典 文具女子博

文具女子博 公式HPより

と紹介されており、限定の商品やこれから世に出る商品の先行販売を一足早く購入できる他、文房具の使い方やアイディアを交換したり、新しいブランドや商品に出会えたりすることができる、まさに「祭典」と呼ぶにふさわしいイベント、それが文具女子博である。

じゅんびばんたんたん!

会場があるパシフィコ横浜

ここからは実際に行ってみたレポを綴っていく。

まず、私が参加したのは2024年12月15日㈰、開催期日の最終日である。
どんなイベントも、最終日は特に混雑するものだ。
なので、「文具女子博2024 パーフェクトガイド」を購入し、あらかじめどのブースを回るかざっくり予定を立てておいた。

ちなみにこのガイド、付録のミニノート4冊とuniのボールペンがひたすらかわいいので、付録目当てで買うのもアリだと思っている。

みなとみらい駅からクイーンズスクエアを抜けると、すぐにパシフィコ横浜は見えてくる。
「パシフィコ横浜」と書かれたメインゲートをくぐって左に曲がり、ひたすら案内に沿って歩く、歩く。

この日はちょうど「ヨコハマハンドメイドマルシェ」も開催されていたらしく、展示ホールへ向かう道の途中でそちらの入り口を発見した。

うっかり足を向けそうになるところをぐっとこらえてさらに歩みを進め、無事文具女子博の会場にたどり着いたのが午前10:30頃だった。

ロルバーンと現実

今回参加するにあたって事前にSNSで情報収集した結果、どうも「ロルバーン」(デルフォニックス社)に最も人気が集中しやすいらしく、「商品を手に取るまで1時間半並ぶ」という驚愕の情報も耳にした。

しかし、開場時刻は10:00で今は10:30。やや出遅れた感はあるが、それでもたった30分だ。
そう思い、入場口からもっとも離れたところにあるロルバーンブースに早足で向かったわけだが、

ロルバーン待ちの行列(肖像権保護のためモザイク加工しています)

ちょっとどころか完全に出遅れていた。

並ぶこと2時間、ようやく商品が積まれているブースにたどり着く頃には、私の判断力は完全に霧散していた。
その結果、ブースに到着するやいなや、金額には一瞥もくれずに片っ端から会場限定商品をショッピングバッグに叩き込み、颯爽とブースを後にする私(と0歳息子)。

わずか5~6分の出来事だった。

その後、予定していたブースを何とか全て回り切り、心の赴くままに買い物を楽しむことができた。
帰り道はそれなりに疲弊していたが、ときめく文房具たちとの出会いを思い出せば、肩に食い込む購入品の重さすら嬉しく感じてしまう。

唯一、半日で2万円弱のお金が消えたことは、2024年の個人的7不思議のひとつだと思っている。

お迎えした購入品たち

ここからは購入品を紹介していこう。

2時間かけて勝ち取ったロルバーンたち


抗菌カバーを除いて、チャームもプロテクターも限定販売品!

まずはロルバーン。
2時間費やしてやっと購入できたこともあり、ノートもアクセサリもかわいいが10割増しに見える。

遊び心いっぱいの遊園地、その瞬間瞬間を切り取ったような鮮やかでポップなデザインはデルフォニックスの新シリーズ「メリリー」だ。

私が持っているロルバーンはすべてリングノートなので、チャームやプロテクターでカスタマイズしようと思いアクセサリも一緒に購入したが、たぶん一生袋から出さずに保管しておきそうな気がする。

左からOops!シリーズのハッピーバッグ(マリモクラフト)、フレークシール詰め合わせ(BGM)、ウィークリーシールカレンダー(啓文社印刷)、スイーツシールBOX(サンセイ)
シールは自分の好きなものを5つ選んで袋に詰めてもらうタイプだった。
両脇:大人の図鑑シール(KAMIOJAPAN)、中央:NOLTY A5 ログタイプ カレルチャペック紅茶店コラボ オータムティータイム(日本能率協会マネジメントセンター)

購入品はノートだけにとどまらない。
最近シールやマスキングテープでノートを自由にデコレーションすることにハマっているため、1袋でさまざまなシールが楽しめるフレークタイプのものをまとめて購入した。

「Oops!」シリーズのハッピーバッグはブースの前を通りかかったときにたまたま見つけて、何気なく眺めていたところをメーカーさんの「会場限定ですよ~」の声に背中を押され、ショッピングバッグに入れたものである。

NOLTYのカレルチャペック紅茶店コラボノートは迷わず購入一択。
というのも、我が家では以前からカレルチャペック紅茶店とルピシアの紅茶を愛飲しているのと、カレルチャペック創業者の山田詩子(やまだうたこ)さんが紅茶の買い付けからキャラクターのデザインまですべてご自分でやられていると知ってから、家族ぐるみで熱烈なファンなのだ。

文具女子博への誘い

こうして数々の素晴らしい出会いに喜びをかみしめながら、私の初めての文具女子博は幕を閉じた。

と、思っていたのだが。

文具女子博 公式HPより

文具女子博、オンラインでも開催するってよ。

2025年3月には大阪、4月には博多(pop-up)で開催予定の文具女子博だが、それでも「遠くて行けないよ…!」という人に朗報である。

購入自体は2025年1月10日㈮~可能だが、2024年12月24日㈫17:00~サイトの閲覧が可能になるので、どんな商品があるのか事前に確認しておくことを強くおすすめする。

また、オンライン開催に先駆けて、2025年1月7日㈫と8日㈬のいずれも19:00~出店者によるおすすめ商品の生紹介が見られる「文具女子博Live!」も開催されるので、こちらも合わせてチェックしたい。
(配信は文具女子博公式Instagramを要確認)

…と、このように1度足を運んだだけで立派な文具フリークとなれる、独特な空気が文具女子博にはある。
もしこの記事を読んでくれたあなたも、その空気を感じてみたいと思ったなら、ぜひ文具女子博でその世界を体験してみてほしい。

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柏原恵理(トトロ)
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